第25話 「夜の訪問者は恋の化身――恋愛体質、部屋に侵入す」
◆ オープニング:その夜、静かに始まる爆撃
ユウトの部屋。夜10時。
ゲームのデータ整理をしていたユウトのもとに――
ピンポーン♪
ユウト「……こんな時間に誰だ?」
ドアを開けると、そこには笑顔の天使。
真昼「こんばんは、ユウトくん。迷惑だったらごめんね?
でも……どうしても、会いたくなっちゃって」
(ニコッ)
ユウト「え、えええっ!?」
◆ 真昼、攻めに転じる
真昼「ちょっとだけ、お部屋に上がってもいい?
お話したいこと、たくさんあるの……」
(ユウトが戸惑う間に、真昼はするりと部屋の中へ)
真昼「うわ〜、ユウトくんの匂いがする〜♪」
(ベッドにぽすんと座り、足を組む)
真昼「ねえ、誰かとこんなふうに、部屋でふたりっきりって……よくあるの?」
ユウト「な、ないないない! というか、それはちょっと……」
真昼「そっか♥ じゃあ、わたしが初めての“夜の訪問者”だね?」
◆ 真昼の“恋愛圧”が止まらない
真昼「ねえユウトくん、好きなタイプってどんな子?」
ユウト「えっ……そ、そういうの急に聞かれても――」
真昼「わたしみたいな“尽くし系”って、どう?
何されても許しちゃうし、何でもしてあげるよ?」
(ぐいっと距離を詰め、髪を軽くかき上げる)
ユウト「ま、真昼……ちょっと距離……」
真昼「わたしね、恋愛って“距離をゼロにすること”だと思うの。
心も、体も、ね?」
(ユウトの耳元でささやく)
◆ そこに鳴り響く“非常ベル”
ピピピピッ!
ユウト「うわっ、スマホの通知!?」
(画面を見ると、“イオリ:GPS監視対象が密室で2人きり反応”)
ユウト「……イオリ、なにしてんだよ」
その瞬間、玄関がガチャッと開く音。
イオリ「――ユウト。今、恋愛的非常事態。確認に来たわ」
真昼「きゃっ、びっくりした〜。
あらあら、イオリちゃん、ちゃんと鍵閉めてないなんて……“彼女失格”かも?」
イオリ「これは安全管理上の監視行動。“恋愛”とは別件」
真昼「でも今、わたしとユウトくんは“恋愛圏内”にいたんだよ?
つまり――あなたの“知性”は、間に合わなかったってこと♥」
(イオリの手が震える)
◆ 修羅場エンド
ユウト「な、なあ真昼! 今日は帰った方が――」
真昼「……ユウトくん、帰れって言うの?」
(しょんぼりする顔に、罪悪感が刺さる)
ユウト「っ……いや、そうじゃなくて――」
(イオリの目がすうっと細くなる)
イオリ「……選びなさい。論理か、感情か」
真昼「それとも、“本能”を選ぶ?”ユウトくん”」




