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退魔師だけど悪魔になりました (AI小説)  作者: 南蛇井


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22/108

第22話「これは嫉妬……? 知性の限界と、名前のない感情」

◆ プロローグ:ユウトの“元・知り合い”登場

ある日、学園に転入してくるひとりの少女――


???「ひさしぶり、ユウト。…あの頃と変わらないね」


ユウト「……お前は……“レーヴァ”!? どうしてここに……」


リリカ「えっ、元カノ!?(食いつく)」


アリサ「誰よこの女!!」


エルゼ「嫌な気配だな……“人間じゃない”ものを感じる」


イオリ「………………」


(そのとき、イオリの胸に、説明不能な“熱”が走る)


◆ イオリの症状:嫉妬(未定義)

場所:研究室


イオリ(不可解な感情反応。胸部圧迫。視線の逸らし。言語制御に乱れ。

……これは……)


端末で感情分析を試みる。


表示:「該当なし」


イオリ「感情AIでも判別不能……? わたしが……“壊れてる”?」


◆ ヤキモチ、進行中

その日、ユウトがレーヴァと笑顔で話す姿を、イオリは遠巻きに観察していた。


ユウト「お前、変わらねえな。昔から自由人だったよな」


レーヴァ「うん、でも……今は、もうちょっと“人恋しく”なったんだ」


イオリ(心拍数、上昇。視線が逸らせない。呼吸数が増加……これは――)


ユキ「それ、ヤキモチですね。いわゆる“ジェラシー”です」


イオリ「否定する。そんな低俗な感情……わたしが抱くはず……!」


ユキ「……でも、あなた、爪を噛んでますよ」


イオリ「……っ!? (ガリッ)――!!」


◆ 恋愛会議、発動

ヒロインズが集結。話題はもちろんレーヴァ。


アリサ「なんかあいつ、悪魔っぽくない?」


リリカ「ユウトの“過去”を知ってるとかズルい〜!」


ユキ「排除対象候補。防衛戦、必要」


イオリ(会議に出席しながら、無意識に唇をかんでいる)


エルゼ「イオリ、落ち着け。“敵”はまだ動いていない」


イオリ「……っ。落ち着いている。わたしは常に、冷静」


アリサ「(ヒソヒソ)いや〜、完全に嫉妬してんな、これ」


リリカ「(ヒソヒソ)初々しくて逆に尊い〜〜〜」


◆ イオリの暴走未遂

レーヴァがユウトを“昔みたいに二人きりで話そう”と誘ったとき――

イオリ、無意識に介入。


イオリ「ユウトは、今は“観測対象”なの。勝手に連れ回されては困る」


レーヴァ「……へえ。つまり独占したいってこと?」


イオリ「違う。それは違う……はず。わたしはただ――」


ユウト「……イオリ?」


イオリ(わたしは、なにを……?)


◆ ラスト:知性、もがく

その夜。イオリ、ノートに必死で式を書きながら、独り言。


イオリ「“好き”という感情は、他者の接触によって生じる不安感から、

独占的欲求に転化し……嫉妬と呼ばれる。けれどそれは本能的――

ならばわたしは、本能に支配されている……?」


ペンが止まる。


イオリ「……嫌だ。わたしは、ユウトに、“知的でいたい”のに……!」


(震える手で、そっと胸に手を当てる)


イオリ「……お願い。どうか、わたしが壊れる前に――この気持ちの名前を、教えて……」



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