第17話「ラブクラッシュ・ラビリンス――選ばれるのは、誰の気持ちか」
◆ 魔力結界内:恋のバトルステージ(通称:久遠式ラブ・ドミネイト)
ユウト「いやこれ、なんのバトル!? 俺、審判? 賞品?」
リリカ「いやいやユウトくん、完全にトロフィー枠よ!?」
ユキ「というか、アリサの結界なのに、エルゼさん普通に適応してますね……」
◆ アリサ vs エルゼ、開幕
アリサ「あなたの“正義”なんて、わたしの“感情”には敵わない!」
エルゼ「ふん。君がどれほど熱くなろうと、
恋愛という名の“欲”は、人を惑わせる悪魔に他ならない!」
(剣と魔力が交差するラブバトル開始!)
アリサ「じゃああなたも“惑わされて”みれば?」
(アリサ、挑発的な微笑)
◆ ユウト、割り込む(天然が一番危険)
ユウト「ちょ、二人とも落ち着けって!」
(アリサの魔力弾を受け止め、エルゼの剣も防ぐ)
エルゼ「――ッ、なんで庇ったの!? わたしの魔剣を!?」
ユウト「アリサを守っても、おまえが傷つくなら意味がないだろ」
エルゼ「…………」
(※ここで、エルゼの中で何かがバチンと弾ける音)
◆ 騎士の“心”、揺らぐ
エルゼ「君は……優しすぎる。
“悪魔の芽”を抱えているというのに、
どうしてそんな目で、私を……っ」
(顔、赤くなる。目を逸らす)
アリサ「……なに、今の顔。乙女だったわよ? エルゼ=グランディール」
エルゼ「ち、違う! これはただの――混乱だ!」
◆ 揺らぎの自覚
エルゼ(ちがう。こんな気持ち、わたしには不要なはず……)
(でも……なぜ、心が熱くなる? なぜ、“ユウト”という存在が……)
エルゼ「ユウト・クロノス……やはり、君は放っておけない存在だ。
……私の“正義”を、こんなにも乱すなんて」
(視線の熱量が、明らかに変化していた)
◆ 恋の罠はすでに張られていた
ユウト「なんか……エルゼの目、さっきより柔らかい?」
リリカ「……うわあ、やば。これ、“乙女化”進行してますよ」
ユキ「また一人、落ちた……!」
アリサ(……まずい。このままだと……
“わたしだけが特別”じゃ、なくなってしまう――)
(心の奥から湧き上がる、焦燥と嫉妬)
● 次回予告風
「これは“正義”じゃない、でも――止まらない」
エルゼが感じ始めたのは、“戦う理由”ではなく、“守りたい理由”だった。
次回、第18話
「恋と正義は両立するか――乙女エルゼ、感情制御不能」
久遠アリサの嫉妬、加速。
そしてエルゼに芽生えた、まさかの“女の子の顔”。
ユウトをめぐるラブの戦線は、もう誰にも止められない!




