二話 しょうもない実験
今日から魔法の先生がくるということでわくわくして昨日は寝られなかった。でも、発見はあったぞ!睡眠不足でも死なない!
とそんなしょうもない事を考えていたら床に置きっぱになっていた本に引っかかって転んで死んだ。
そして、意識はベットの上にのときまで戻った。
「それによる集中力低下で死ぬことはありそうだな⋯」
アルグレイドはベットから降りて片付けを始めた。
「これはここで⋯こっちはあの本棚だな」
ぬ、届かない。
アルグレイドは必死に背伸びをするがあとちょっと届かない。
「あ、届いた!」
と無理やり本を入れた瞬間、他の本が落ちてきてアルグレイド⋯アルの頭に落ちてきた。
そして、意識はベットの上へ⋯
「今のは理不尽だろ!」
体格的問題はずるいって。
でもよく考えたら死ぬと生きるの差ってなに?
というわけで実験しよう。
まず、覚えたての結界魔法を足に貼ります。
次に本棚を蹴ります。いつもならここで死にますが⋯
すると死にませんでした!
「よっしゃー」
と明らかに王子が言わないような単語がつい口から漏れ出た。
しかし、世界は甘くなかった。
「イェー⋯あべし」
上から本が頭に落ちてきた。
そして⋯以下中略
「なんでや!」
つい関西風に喋ってしまった。
「なら、次は⋯」
次は避けてみることにした。
(よし、蹴ると頃までは来たぞ⋯)
アルはえいと本棚を蹴り上を見上げた。
(本落ちてきた!)
アルは落ちてきた本を横に飛んで避けた。
(完 全 勝 利だ)
だがやはり世界は甘くない。
アルが振り向くともう既に本棚が倒れてきている。
(ふざけんなよぉぉぉ〜!)
アルは本棚に潰された。
そして⋯以下中略!
「もう、アホらしくなってきたわ。やめよ」
とりあえず、この呪いの殺意度は恐ろしく高いようだ。呪い自体をどうにかできないものか⋯
次の挑戦!
『呪いどうにかすればいいんじゃね?作戦』
内容はこうだ。
今俺が持っている浄化スキルを自分にかけまくる。
以上
早速やってみようー!
数分後
「ぜぇぜぇはぁはぁ」
無☆理☆
駄目でした。なんなら呪いが抵抗してきて一回死んだんだが?呪いかけたやつふざけんなぁー!お前のせいでこんな苦労してんだよー!顔見せろー!
そんな事を言っているといきなりメッセージがステータス画面に出てきた。
『先祖を恨むんだな。ハハハ :D』
ハハハじゃねぇよ。ぶっ飛ばすぞ!あと、絵文字つけんな!:Dじゃねえよ!呪い解きやがれぇ〜!
しかし、ステータス画面に変化無し。
「ふっっっっっっっざけんなよー!」
すっかり元の目的を忘れているアルグレイドだった。