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星が消えるその時まで

作者: 宵崎 遥

朝は嫌いだ、日差しが強くてただ眩しく今からまた1日が始まる。そう思うと憂鬱で、朝なんて来なければいいのに…とそう思いながら布団から起き上がり学校に行く準備をする。今日も頑張るぞ!なんて思わない、「はぁ…」っと大きいため息をついて僕は外に出た。学校に着くと僕は自分の席について授業を受ける。授業を受けて、昼になればご飯を食べて、午後の授業を受けて家に帰る。いつも通りの過ごし方だ。何かをする訳でもなく生きているそんな日々だった…あの人に会うまでは…

朝起きて学校に行く、授業を受けて家に帰る。

今日もいつも通りだ。

家に帰って気がついた。「スマホが無い!」思い当たるとこ全てを探し思った。そういえば学校のロッカーにしまったなと、スマホがないと困る。仕方なく学校に取りに戻った。学校に着いた時にはもう夜だった学校に入り先生に事情を説明してスマホを取りに戻れた。

「スマホもちゃんと持ったし、帰ろ」そういい学校を出た。時計は9時を過ぎていた。夜に歩く事は滅多にないため不思議な気持ちだった。いつも行く道が少し違うように感じた。夜の外は涼しいが僕には寒かった…目の前に自販機がありそこで飲み物を買うことにした。

「ココアにするかコンポタにするか…」そう迷っていると「いや〜ここはココア一択でしょ〜」と言われ後ろからボタンを押されてココアが出てきた。びっくりして後ろを振り向き

「誰ですか!?不審者!?」と言う僕に対して目の前の人は笑いながらこう言った。

「いや〜驚かすつもりは無かったけどあまりにも迷ってそうだから〜」とその人はとても綺麗な女の人だった。

「こんな夜に後ろから話しかけてくる人は怖いですよ?」と僕が言うと彼女は手を合わせてごめんごめんと謝ってきた。

「どうして話しかけて来たんですか?」と僕が言うと彼女はこう言った

「ねぇ君、夜は好き?」

っと僕はそれに対して「明日が来るから嫌い」と応えた。僕は逆に彼女に聞いた

「そういうあなたはどうなんですか?」とその質問に対して彼女は、

「私は好きだよ。だって暗くて静かで空には星が輝いている…それに私達しか存在しない時間みたいじゃない!」と…

僕は、何故かもっと話したいと思った。なぜかは分からないけどそう思ったのだ

「あの!もっと話しませんか!」

気づいた時には口に出ていた

彼女は笑いながらこう言った

「じゃあ、話そ?空から星が消えるその時まで」

これは夜を好きになる僕と彼女の物語

最後まで読んで頂きありがとうございます。これが初めての作品となりますが自分なりに頑張りました。まだまだかもしれないですがこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします

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