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プロローグ

「OLちゃん……残念なことにあなたは死にました」


 などと、唐突な言葉を放ってくる女性。

 やたらとピカピカし、やたらと神々しい彼女。

 彼女は続けて言ってくる。


「理解が追いつかないのはわかります。ですが、落ち着いて聞いてください――OLちゃんは会社に向かう途中、頭に花瓶が直撃……運悪く死んでしまいました。


 ですがご安心ください! OLちゃんは日ごろの頑張りが認められ、異世界への転生が認められました! もちろん特典も様々――現在の知識を持ったまま、お好きな年齢まで成長させた状態での転生……しかも、俗にいうチートスキルまでお付けします!


 それでなんですが、どのようなスキルがいいですか?


 ふむふむ……OLちゃんは頭に花瓶が当たって死んだから、頭を強くしてほしいと――わかりました! お安い御用です! ではでは、異世界ライフをどうか楽しんできてください!」


       ●●●


「っていうやり取りがあったけど……女神ちゃん、仕事がやっつけすぎるよ」


 OLちゃん……否、十六歳の角娘に転生した元OLちゃん――角娘ちゃんは現在困っていた。


「頭を強くしてほしいとはいったけど……」


 と、角娘ちゃんは自らの頭をサワサワと触る。

 するとそこにあるのは――。


 角だ。


 ご立派な角が二本生えていた。

 要するに角娘ちゃん、人間ではない何かに転生したようなのである。


「角が生えただけ……まさかチートスキルってこれのことなの? 女神ちゃーん! おーい! って、聞いても返事がくるわけないし」


 これからどうすればいいのだろうか。

 角娘ちゃんはそう考えながら、自分……そして、自分の周りの風景を見る。

 

 まず角娘ちゃん自身の容姿。

 服装はフード付きのローブ――感じからして下着は履いていない。

 髪型は金髪ロング……角娘ちゃん的には、地毛が金というのは慣れないが、この世界では普通なのかもしれない。


 次に風景。

 風景は……。


「なーんにもない平原……でも遠くに大きな街が見える」


 とりあえずあの街を目指して歩き出そう。

 角娘ちゃんはそう考え、フードを被るのだった。


作者の角愛全開で書かれた作品です。

角娘ちゃんがほのぼのするだけの作品です。


さらに、この作品は超絶不定期更新です。

毎日あげることもあれば、一年たっても更新されないとかありえます。

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