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弱者は誰かを呪いながら死に絶える  作者: 海原 川崎
幸せを願う人々の結末
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最後の力

 「お疲れ様ですお嬢様。」二重神千里と名乗っていた少女は隣にいる白に向かって話しかけていた。

 「えぇ、白。」白と名乗っていた女性はトランクの中に入っていた帽子を被ると車から降りた。

 女性が車から降りると同時に少女も車から降り、二人同時に無言で歩き出始める。

 数分歩くと巨大な岩が見えてきた。車を降りてから言葉を発しなかった少女がその岩を見ながら話を始めた。

 「お嬢様。私のせいでこんな事になってしまい申し訳ありません。」

 「いいのよ。あなたは何も言わなくていいのよ。」少女の悲壮感ただよう表情に対して女性は無表情で答える。

 やがて岩の目の前に到着すると、角の生えた女性は岩から浮かび上がってきた文字をじっと睨んだ。

 『試練を終えたものよ 肉体を捧げよ』

女性は自分の左腕を前に突き出し岩に触れると、隣にいる少女の方を向き一言だけ。

 「白、行ってきますわ。」そう言い泡のように消えた。


 女性に与えられた力は他人の能力を『奪う力』

 他人の力を全て奪い取った彼女は言葉に導かれ肉体を放棄した。 


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