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少女の意識
銃弾を左足に食らった有紀は自分の足から漏れてきている血を見て、パニックと同時に意識が遠のいていくのを感じていた。
消えていく中で彼女は走馬燈を見ている。生まれた記憶から友に会えた記憶、友との別れ、信頼していた人の裏切り、色々な記憶が浮かび上がってきてはシャボン玉のようになって消えていく。
そうやって消えていく記憶、彼女の薄暗くなっていく視界に映る母を見て少女は母に謝罪をしながら息を引き取った。
『母さんが死んだ。私のせいだ…。ごめんね。ごめんね。』
もうそろそろでこの話もおしまいです。
ありがとうございました。




