気付き始めた変化
あ~あ、今日は学校だよ。
歩くの疲れるから嫌いなんだよな...
しかも昨日はレポートのせいでほとんど寝てないし。
一応今日も投稿しといたけど、そろそろこのシリーズは終わらせようと思う。というかこれ以上続けてもグダグダにしかならない気がした。
神隠しも昨日投稿したし、今日の分で爆発まで起きた。これ以上いったい何が起こるというのだろう。
学校は、駅からは徒歩2分とかなりいいところだ。しかもここら辺にしては有名な土地だから、この辺では最上級の部類だろう。だが、家から駅までが遠いのだ。急いで歩いて15分だ。
しかも、我が家唯一の自転車は兄貴が駅まで行くのに使っちまうし。夏なんかもう外にすら出たくない。
4年前まではもっと駅が近いところに住んでいたから余計つらい。生まれてからずっとこの環境だったら少しはましなんだろうけど、楽を知っているだけに、とてもつらい。
しかも、それだけかけていく高校もあんまりおもしろくないし。
…図書室だけで決めた俺も悪いんだけどね、うん。
授業の内容はほとんど覚えられないし、応用力があるわけでもない。
改めて考えると、よく俺ここに入れたな。
いつも通り何も言わずに教室へ入る。そもそもいう相手も内容もないから当たり前なのだが。
人と話さないから、代わりにほかの人の会話がよく聞こえてくる。
別にその会話に入りたいなーとか思ってるわけではない。断じてない。決してそんなことはない。ただ聞こえてくるだけだ。
「ねぇねぇ、昨日のアレみた?」
「見た見た!すごい話題なってたよね。人がどんどんいなくなってるって。怖いね~。」
おっ、俺の小説の事かな?
もっとよく聞いてみよ。あくまで小説をよりよくするための調査だ。
「こっちに来ないでほしいよね」
「大丈夫だって。あれはもっと地方の話でしょ。こっちは大丈夫だって」
何だ、現実の話か。にしても俺の書いた内容と似てるな。
そういえば昨日のニュースで言ってたな。人が消えてるって。
ちゃんと聞いてなかったから知らなかったが、話を聞くところによると少しづつどっかの村の人がいなくなって、いまやほんの数人になってるらしい。
...何それ。俺の書いた内容そのままじゃねーか。
さすがに細かい地名とかは違うけど、内容はそっくりそのままだ。
まさか…そんなことはないよな。
やっと変化に気づきました。
というかよく考えるとあらすじから大体予想つきますね、これ。
そろそろ話が展開していきます、多分。
あんまり長くはならない予定です。




