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真相

ここは・・・?

もしかして、信じたくないけど異世界なのか?


だとしたらなんで異世界で俺は縛られているんだ?

確かに内容はぼかしたけど流石に、ねぇ。縛られるようなことはしていないはず。


「メヲサマシタヨウデスネ。」


目の前にいる彼女がいった。

というかよく見たら彼女は一昨日見た(見させられた?)夢にいた人だった。

定番といえば定番に言葉が片言だ。


「ゲンゴノチョウセイニスコシジカンガカカルデショウガ、しばらくしたら自然に聞こえるでしょう。」


というか途中からもう自然になっています。異世界って凄いな〜魔法とかばんばん使えたりして。


「あなたはは自分がなにをしでかしたのか分かっているのですか。」


・・・しでかしたってなにをさ。

俺、なんにもしてないもん。


「はぁ。やはり分かっていないのですか。お前この国に恐怖と混乱をもたらしたのですよ。」


そうなのか。

っていやいや、そんなことはしてない。して…?

もしかして一昨日のあれが?

いや、でもあれは救うとか言ってたし。だから俺もやったんだし。


「やはり騙されていたようですね。」


…なんかこの世界の人って人の心読むこと出来んのかな。


「はい、出来ますよ。むしろなんであなた方が聞こえないのか不思議なくらいです。」


出来んのかよ!


「って話をそらさないでください。」


勝手にそらされた感じだけどな。


「人のせいにしないでください。とにかく、まずはあなたに正しいこの国の置かれている状況を説明します。」



ひたすらに長かったからまとめると、この国が王政なのは正しいが、国民とは交流も深く、仲が良かったらしい。しかし、あるとき世界を征服しようなどという小学生並みの発想をしたやつが無理矢理仲間を増やし反乱を起こした。もちろん王族は強いのだが、何故かあっさり倒されてしまったらしい。

あまり中枢に関わっていないものは監禁され、逃げ残っているのは彼女を含め数名らしい。

王族があっさり殺されたことに不審を抱いた彼女は調べて見ると異世界からの干渉があった。

…俺ですね、はい。すみません。


「大規模な魔法は発動までに時間がかかります。しかもそれは魔力を持つものならば感知ができるため、阻止できる筈なのです。そのため油断していた部分もありました。まさか、異世界の者に力を与えるとは…そんなことをすれば何が起こるか分からないというのに…」


ちなみに俺が見た夢は幻覚だそうだ。

よく分からないが。


「とにかく、あなたに悪意があった訳ではないと分かりました。」


それは良かった。

だったら早くこれをほどいてくれ。

そろそろ体が千切れそうだ。


「しかし原因の一端はあなたにもあります。よってこの事態を解決しておいてください。」


俺の話をきけよ!

ってか解決しろってどうしろと。


「知りません。」


はっ?いや、だってお前が言ったんだろうが。


「言ったでしょう、原因の一端はあなたにもあると。これは罰なのです。ご自分でお考えくださいませ。では。」


いや、ではとか言われても。

その瞬間激しい睡魔に襲われた。

実は店長は悪役でした。

私の中では彼女は女神のようなイメージで、女王のつもりです。

次回は解決に向けて努力します。

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