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とりあえずやろうと決めたのはいいとして何を書いたらいいんだろうか。

あのクーデターが早々に終息する様子でも書けばいいのだろうか。

それとももっと早くに話し合いだけで解決する様子を書けばよいのだろうか。

俺が決めていいのかな。


それにしてもあのはあのおっさんによって与えられたモノなのか…

ルーツが分かってすっきりしたはずなのだが何かいまいち引っかかるんだよな。なんかはっきりと言葉にはできないんだがもやっとした感じ。

おそらくこの力を与えてくれたのはあのおっさんってのは間違いないないのだろうが、話に違和感を感じるというかなんか変なんだよな。物書きの勘として。

まぁただの思い過ごしだろうけど。


と、本を読み進めていると途中のページにもう一つ紙が挟まっていた。


「ごめんごめん。突然言われても何を書いたらいいか分からないよね。とりあえず原稿を挟んどくからこの通りによろしく」


…また心を読まれた気がする。にしても結局挟むんだったら同じページに挟んどけよ。というか最初っからあったっけ、こんな紙。


そんなことを思いつつ原稿を読んでいく。

簡単にまとめるとクーデターは起きるけど、王が亡くなった時点で王族側が降参してめでたしめでたしということだ。

その先が書かれていないのは国民たちの意志を聞いて決めていきたいからだそうだ。


まぁ書く内容が分かったからいいや。

なんかここまで人任せでいいのかとかいう気もするが別にいいのだ。

俺は基本的に自分で考えるのは苦手なんだから。

むしろよくパラリズム(あぁ、思い出したくない。黒歴史なのだ、あれは)としてあそこまでできたものだと思う。



家に着いて、とりあえず昼食を食べる。

別に過去に干渉するんだったらいつ干渉しようが変わらないだろう。俺はお腹がすいているのだ。何しろ寝ていたとはいえ(しかも寝たのもあのおっさんのせいらしいし)朝食を食べてから九時間は経っているのだ。


そんなことでなんだかんだと二時間近く経っていたが別にいいだろう。別に遊んでいたわけじゃないもん。本を読むというとても崇高な行為を行っていただけだもん。


とにかく原稿を起こそう。結構長いのだ。

あっ、これに少し説明をつけ加えたらサイトに投稿できそうな感じだ。よし、そうしよう。


まさかこれが現実に起こっていることだとは誰も思うまい。

前回の事件のせいで現実化しているのではと少しネット上で話題になり、閲覧数も上がったばかりだがあまり気にしなくてもよいだろう。

何しろ現実化するのは異世界なのだからばれないはず。


とりあえず打ち終わったし、現実化させるためにも少し説明を加えて投稿もしたし、そろそろ夜中になるからもう寝よう。

題名を考えるのが苦手です...どうしたらもっと良い題名が考えられるのでしょうか。

心の心の中(分かりづらい...)の呼称は親密度の現れです。店長に対してすごく親密なのは書店の店長だからです。普通初対面の人にここまで親しくなりません。

次は現実化します。

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