表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どこか遠い山の中で  作者: 尚文産商堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/8

第5話

そしてもう一つの紙へと目を動かしていく。

流行り病についてだ。

「ふむ……」

紙に書かれた症状を一つずつ確認をしていく。

突然始まる咳、鼻水、それに熱。

他にも頭痛や関節痛ほかに筋肉痛のような全身の痛みを感じる人もいるらしい

これらが1週間程度続き、ゆるやかに治っていくらしい。

「これで症状は全てなのかな?」

「はい、至聖なる神。記録されているのはほぼこれに集約されます」

となれば、おおよその見当は付く。

「流行り病と言ったな。これは以前からある土着病とは違うということなのか」

「はい、至聖なる神。初めてこの症状が流行したのは10年ほど前になります。それから2、3年に一度大規模に流行り、それから落ち着きます。しばらくごくわずかな人のみが症状を生じ、そして再び大流行します」

だいたい答えはわかる。

それでも医者や看護師のような専門の知識がない分だけ不利ではあるが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ