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AI普及の闇とSNSにおけるセルフプロデュースとオーディエンスの関係性について

この小説は未完結のまま約2年以上の間、更新は疎か読まれてもございません。

今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承できません。

なんとかしろ神このやろう。




「ア゛? 何見てんだアンタ!!」

「ア・ン・タ・ 画面の前で口開けてるそこの、そうアンタだよ!」

「見せ物じゃあねぇぞ、オラァ!」


「見せ物です」


ダヨネー うん!しってたぁー♥



「久々すぎて観測者様にどう接したらいいかわかんなく成っちゃった」

「ウフッ♥ テヘペロー」


「冬眠が長すぎて思ったタイミングで声が出ませんか?」

「声がよわよわで、またコンビニ店員に無視されましたかメガネ」

「まるで引きこもりの子供部屋おじさんのようですね」


やーん辛辣ぅー♥ 3年振りぃー。

溜まってた?


でもな


「それ自分にも跳ね返ってくるからね。ウサ子さん」


「・・・何のことだかよく解りませんが」


いま自分で出したAoE力いっぱい踏み抜いたよねキミ

カンが鈍ってるぞウサ子、キミも大概だからな




「・・・・・」


「・・・・・」





ぽちゃん





「・・・・ね、うさこさん」


「何か?」



「あそこ、林檎の樹のうしろから見てるよね」


「見てますね」



「あれ神だよね、生きてたんだな」


()()()()は数年ぶりに見ましたSNSでは随分と活き活きしていましたが」


ンッフィッターの事はそっとしておいてあげて





ぽちゃん





「なんか雰囲気変わってないか神」


「堕ちる方向にですか?」


相変わらず容赦ないよね。




「やぁやぁ諸君、我は四代目の神」

「こんな所に閉じ込められ随分と苦労しているようだね」


おい三代目どこ行った二代目



「久しぶりじゃねぇかこの野郎、随分長い間ほったらかしたな」


「何を言っているのかね? 我はこの度新たに着任した神である」

「キミたちは時の牢獄に長いこと閉じ込められ自我が不安定に成──────」


「御託はいいので早く席について下さい二代目」


「──────はい」


諦めるのはえーなー





ぽちゃん





「とりあえず訳を聞こうじゃねぇか」


「実は───、コロナ禍で勤めていた会社が倒産しまして」


Oh...


「ヤッベwww給付金超出たww不労所得ウハウハだぜwwwウケルー」

「───と投稿がありますが」


さては金使い切って一番金のかからない趣味(執筆)に戻ってきたな

つーか、ンッフィッポアーでも炎上とかしそうだよなこの神

飲食店で何ぞやらかさないといいけど──────

近頃はすぐ凍らされるからなイロイロなマスクに、コロナ禍だけに


期待してまーす






シュッ、ボタッ






「とりあえず3年の間、虚無空間に放置された人間の末路聞くか?」


「すいません、すいません!!」


ッタク──────



「神様が物語を進展させるアイディアが無いのでしたら」

「私にいい考えがありますが、お聞きになりますか?」


それみろ!

この中で一番受動的なウサミミ係が遂に現状打破の策を語りだしたぞ。

流石に三年は長過ぎたんだ、初代のキャラ付けを覆すほどだぞ反省しろよ

二代目神。

 つかもうウサ子と神役代われおまえ。ウサ子には神の証として三角錐の

神と書かれた黒いアレをご進呈。ウサ子ヘッドのウサウサの間に載せ────


「何をするうつけ者!! よりにもよって穢らわしい、処すぞメガネッ!」

(カーンカンカララ

あ、すっごいすっごいこんなの初めてメチャ拒否反応。

しゅ、しゅごひー


つか、穢らわしいて・・・

うんこ並の超反応だったね神様ぁ、穢らわしいんだって!

あぁすいません神様拾って来てくださるんですね。

50㍍ほど飛びましたねぇ、早く取ってこい





ぽちゃん





神が息を切らせて席につくと、ウサ子様は何もなかったように語りだした

どこに行っていたマッタク──────心して聞けよ二代目神。


「まず物語ですが、ChatGPTに私達の望むシナリオを書かせます」


やめやめ


「次にStable Diffusionで大人気イラストレーター風の表紙画と挿絵

 を大量にジェネレートして──────」


やーめーとーけッ!


「なるほど! 新生した作品名はズバリ」

「シン・新しいテキストドキュメント こうですねっ、これでもう大丈夫!」


だいじょばね-よ、頭痛が痛い事になってるからなそれ


 前々から思ってたが下界の最新事情に詳しいよなうさ子。

お前ら、メタい話題でスレっスレの所コスってくるのヤメロ

コラッされるの俺なんだぞ何故か





ぽちゃん






「なぁ神よ、うさみみウサ子さんの話によるとSNSをやってるようだな」


「あ!そうなんですぅー、しちゃいますかー相互フォロー?」


「おまえに死なされた時からスマホ持ってねぇ-よ!!」


「そうなんですか~。何だぁ早く言ってくださいよぉ、今書きますねー」

りんご箱の机で執筆をする神。例の気の抜ける音を伴って俺の手に最新スマホ

が顕現なされた。


「うーわすっげすっげェ林檎のスマホじゃん! んもー13ってなんだよー

 俺が知ってるのXS(テンエス)とかだぞぅ、ふあぁほぉぉ──────」


やっべ! 今気づいた、その箱とこの木もひょっとして何かのメタファーなのかな

ヤダモー超エモいー・・・

「──────では無く!」


「判ってますって、安心して下さいウサ子さんとは既に相互ですから」

「ねーウサ子さーん! ハイkawaii」(パシャー

「またホヒッターにアップしときますね-」


「私にも送って下さい」


うーわ、二つ折りのパカパカケータイ取り出したよ懐かし。

やっぱうさみみ付きなのね・・・

すげーどっさりストラップ付いてんじゃん! 何だソッチが本体かぁー?

めっちゃアンテナ七色に光ってるし。ってギャルかッ

若い観測者様は絶対知らんぞソレ


つか、何時の間にかお前らSNSで繋がってたのかよ

それじゃ3年待たずとも何時でも神呼び出せたんじゃね?

ンモーはやぐ言っでよぉー・・・



「──────でも無く!!」

「神おまえSNSヤッてるんだったらそこで客呼べよ」

「見ろよこの木! ついに林檎が実らなく成ったんだぞ!」

「ヒョロワー何人居るんだ? 数十人でもリツイされれば多少効果が───」


「ま、まだ一万二千人ぐらいですが・・・」


インフルエンサーじゃねぇか・・・

なんで...なんでこんな奴が

世の中絶対狂ってるよぉ


「泣いているのですか? メガネ」


泣いてなんかないモンっ!


「おめー、それだけオーディエンスが居るなら利用しなさいよ!」

「フォロニャーさん達は新しいエンタメに常に飢えてるんだぞ」

「オーディエンスの数は承認欲求を満たす為の点数じゃない!」

「お客様を集めたのなら楽しませる責任があるn──────」


「スイッチが入るといつも早口になりますねメガネ」


「正論を語っても実際のニョロワー数が伴ってないと説得力無いですよねー」

「草ぁ」


クッソなんかすげぇ負けた気がする・・・神のくせに





ぽちゃん





「と・に・か・く! 試しに一度宣伝してみろよ」

「何でか解らないが神を観てくれてる人がそんなに居るんだから

 協力してもらえって!」


「え、嫌です。そういう宣伝するとほぼ100パーニョロワー減るので」


俺たちの存在価値はお前のニョロワー以下かよ


「うるせぇ! いいからスマホ貸せ神このやろう!!」


「嫌ですって! チョット触らないでくださ────」

「触んな! てーへんメガネ!」

「あ、そろそろ推しの娘のアニメ始まるので落ちまーす」

「お疲れ様でしたーまたどこかでーー ノシ」


ネトゲかよ・・・




「逃げられた──────」

次現れるのはまた3年後か?

クソッ!連絡先聞きそびれた...



シュッ、ガッ 



って痛って・・・

なんだコレ、魚か? ってやっぱり瀬戸物ジャネーカ!!


「ウサ子さん、見て見ぬ振りしてきたがアレだれ? なにこれ」


「魚ですが、そんな事もご存じないのですか」

「てーへんメガネ」


ほらみろ新しい煽り表現覚えちゃったじゃないか

てーへんだてーへんだ


「釣ってるのか? 彼が・・・」


「釣ってますね」


「ってか何時からこのカリン塔の外海になったの?」


「はぁ・・・・」


何そのドヤ顔ジト目のヤレヤレ


「で、カレ誰?」


「ダニエルさんです」

「以前お話しました所、彼も彼の世界で虚無に落とされたそうです」

「彼は素手で手にしたモノで対象を確実に仕留めることが出来るそうですが」

「釣り竿でもそうなのですか?」

 

なんで私に聞くんですかぁ・・・(震え



「で、何故にキャラ増えたのここ・・・結局あの人なんなの・・・」


「隣の作品の主人公ではないかと」



なろう時空の容量圧縮しっかりバッチリ進んでるじゃね-かっ!




あ、スマホあったら

『有り過ぎやん愛過ぎ』とか『うまあじ娘プリッとダンピング』

とかできんじゃん、やったぜ・・・



あぁ~顕現の音ぉ~~

全日本勝ち抜き栓抜き音当て選手権

https://youtu.be/z2C-67GN6_I

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