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陰陽師物語  作者: 睦月火蓮
拾幕‐終幕
61/61

【監視者】

「…」


「やァ。捗ってルー?[Ⅰ-109]」


「また貴方ですか。[Ⅲ-063]アイメ」


無表情なまま目の前の記録作業を黙々と続ける[Ⅰ-109]の前に、猫耳がついたパーカーのフードを被り飄々とした[Ⅲ-063]アイメと呼ばれる少女が現れた。

それでも[Ⅰ-109]はアイメに目を向けることなく本に記録をしている。


アイメ「冷たいナー。[Ⅰ-109]」


[Ⅰ-109]「私は作業を続けるだけなので」


アイメ「キミは生真面目だネ…、本当に初代の記憶を受け継いでいるんだカ」


[Ⅰ-109]「邪魔をするなら、貴方も仕事に戻ってください」


アイメ「監視するのって正直ボクも疲れるんだヨ。こうしてキミに報告書を提出しに来てるんじゃないカ」


[Ⅰ-109]「…これのどこが報告書ですか」


アイメ「報告書だヨ?」


[Ⅰ-109]「なんですか。『特にナシ。前回と同じ』って。やり直してください」


アイメ「えぇー…面倒だなァ…」


愚痴をこぼしながら、[Ⅰ-109]のいる部屋から去っていく。


[Ⅰ-109]「…『心』。私には理解しがたいシステムです」


一人だけの部屋で、ひとり呟いた。

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