一週間
その日の夜。
俺も今後のことについての話を朝美と聞いた。
陽矢「…一週間?」
清明「闇日蝕が終わった後、我々陰陽師で事態を終結させるには大凡そのくらいで落ち着く。それに、長期間あの妖気の中に捕らわれていた朝美もそのぐらいまでは様子を見た方が良いだろうと思ってな」
朝美「…特に何もないんだけど、おじいちゃんがそう言うなら」
陽矢「分かった。俺も皆の手伝いをする」
──それから一週間。俺は父様や他の陰陽師達の手伝いをした。
その間朝美は養療中だ。
大変といえば大変だったけれども…あっという間に日にちは過ぎていった。
東清村にいた綺羅も霊神村に来て、また三人そろった。
そして、神原に帰る前日…日神祀に居る最後の日。
俺と姉ちゃん達は天照の祠に来ていた。
天照『よくやってくれました。貴方方には心から感謝します』
陽矢「いやそんな…」
天照『我々5神から貴方に礼をします。何でも一つ、叶えてあげましょう』
陽矢「…何でも一つ…?」
天照『はい。母親の体質を治したいでも、何でも一つ』
陽矢「…」
夜月「お前が思ったことを、素直に言えばいい」
暦「そうだぜ。お前がそう思ったなら俺達はそれを受け入れる」
夜桜「まぁ、陽矢君の叶えたいことは大凡の予想はしてるけどね」
陽矢「…分かった。…ありがとう」
俺は前から考えていたことを、天照に願いを言った。
陽矢「…俺の、願いは…──」




