表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陰陽師物語  作者: 睦月火蓮
玖幕
58/61

再会

屋敷に戻ると…母上が俺と姉ちゃんを抱きしめた。

顔色もなんだか良さそうだった。


六花「お帰りなさい…二人とも」


陽矢「…ただいま。母様」


夜月「ただ今戻りました、母上」


倭代「…あらっ?朝美ちゃんだー」


ちなみに今は暦が背負っている。


清明「奥で休ませるといい」


お爺様に言われた通り、朝美を奥の部屋で寝かせた。

離れるか傍に居るかで迷ったが強制的に倭代さんに傍に居るように言われた。

なんでも、俺よりは劣るらしいが朝美は霊力が強いから俺が傍にいた方が目覚めやすいだろうとのことだった。

ちなみに、暦も傍にいたが今後のことについて話し合う為に父上達に呼ばれて部屋を出て行った。

ということで、現在この部屋にいるのは俺と朝美だけだった。

(倭代さんヒデェ。)


朝美「……う…」


陽矢「…?」


朝美「…うぅーん……」


なんか魘されてんのかなー。なんて油断していたのが間違いだった。

何故か俺は、朝美に押し倒されていた。


陽矢「…はい?」


朝美「んー…」


陽矢「…あ、朝美サーン?」


…駄目だビクともしねぇ。そういや朝美なんか格闘技習ってたっけなー…。

すいません誰か助けてください。


暦「おーやっと終わったぜー。…え?」


夜月「…」


陽矢「ヘルプ」


数分後。俺は暦と姉ちゃんによって救出された。


暦「なんでお前が襲われてんだよ」


陽矢「俺が聞きたい…」


夜月「お嬢…もとい、朝美は寝相が悪い。朝起きれば必ず誰かに抱きついてる。

 ちなみにこれは事故だったが桃芽や私の寝込みを襲いかけたこともある(真顔)」


陽矢・暦「「なんじゃそりゃ」」


夜月「まぁ唯一無事なのは綺羅ぐらいだがな…(遠い目)」


あっ…。


朝美「…うー…んん…。…あー…おばあちゃんが川の向こうに見える…」


※お婆様は俺がまだこっちにいた時に亡くなった。


陽矢「待て待て待て待て…待てーっ!!そっち逝くなーっ!!」


暦「連れ戻せ!つーか叩き起こせ!」


夜月「もう起こした方が早い!陽矢、起こせ!」



──数分後。



朝美「あれ…花畑は…?」


セーフだと思う。ていうか思わせろ。

とにかく朝美は起きた。


朝美「…。…陽矢、兄ちゃん…夜月姉ちゃんも久し振り」


あんなことがあったにもかかわらず、相変わらず笑っていた。


陽矢「…久しぶりだな、朝美」


朝美「…。…なんか、強くなったな。陽矢」


陽矢「?…そうか」


朝美「そうだよ。なんか、前より少し大人になったみたい」


夜月「…そうかもな」


暦「だな」


陽矢「え?…え?」


自分の成長ってのは、なかなか気付けないもんだなと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ