『当たって砕けろ』?
遅くなりますた…
…なんだか、作者ナレが面倒なことになってきたのでもう陽矢君に任せよう!
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ガクツチ「──名付けて、『当たって砕けろ』だ!」
陽矢「……は…?」
ちょっと待てどういうことだ。
「それなりの策」ってのに期待しちゃったじゃねえか。数秒前の俺の期待返せ。
レキ『…諦めな、陽矢。この人に何言っても無駄だ』
夜月「作戦といい、ネーミングセンスといい……何より…」
ガクツチ「俺の作戦はつまり…
朱雀が弱っているなら、その隙をついて倒す!」
夜月「…作戦ではない」
ガクツチ「という感じなんだ。ま、宜しくな陽矢」
ポンと肩に手を置く。
陽矢「……って俺かよ!?」
桃芽「しかも実行するのは自分ではないと」
陽矢「ちょちょちょっ…何で俺?何故に俺?」
ガクツチ「いやだって…今この場で朱雀に対抗できる力、持ってるのお前だけだから」
陽矢「…えっ」
ガクツチさんは立ち上がると、朱雀の祠を指さす。
ガクツチ「目には目を。歯には歯を。…5神を退治するには、5神同等の力が必要だ」
(…なんか意味が違いませんか?)
(気のせいだ気のせい)
ガクツチ「いくら4つの村の村長の俺達が5神に関係してるからって、流石に俺は人間だし師匠達には歯が立たない。
ということだ。お前だけなんでよろしく」
ここまで来るともう悪意ではなく清々しさしか感じない笑顔で、再度肩を叩かれた。
それに対して俺は…
陽矢「……あぁ…はい…」
苦笑いだった。
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夜月「…」
桃芽「…」
夜「…」
何故俺を哀れむような目で見る。
レキ『お前も大変だな…』
陽矢「うるせーやい」
つーか、そもそも俺に武器…は、あんのか。
笛、十六夜が。
…扱えるのか俺に?
夜月「無理はするな。お前は私達と違い慣れていないからな」
陽矢「それでも、無理しないといけない時もあるだろ」
夜月「……。…そうだな」
陽矢「…?」
レキ『ほらほら、ボサッとしてると朱雀に逃げられちまうぜ』
夜「そうですね。相手は5神のうち一つ、朱雀。油断できませんよ」
陽矢「…分かってる」
俺とレキ以外が武器を構えるのを確認し、朱雀の洞に入った。




