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陰陽師物語  作者: 睦月火蓮
序幕
1/61

事ノ始マリ

──ある月夜


神原町に存在する神社の一つ、『神奉(こうほう)神社』。

ここでは今、儀式の一つ…神楽が行われている最中だ。


突然…空が黒雲に覆われ、雷鳴が轟いた。

雷が鳴り止むと、怪しげな人影が現れた。


人影が揺れたと思えば、突然辺りが闇に包まれた。

不思議なことに、闇は一瞬で消えた。


だが…巫覡を行っていた巫女二人の姿が消えていた。



「なんということだ…我等が居ながら…」


「お嬢たちは…一体何処へ行かれてしまわれたのです…」



神社の者たちは、困惑した。

何せ、一度も起きたことがなかったのだから…当然であった。


このとき…誰も気づかなかった。


──これは…ただの『始まり』に過ぎないと…

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