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王妃
コンコンコン
扉をノックする音が響く。
「アレクサ、騒がしいけれどなにかあったの。入ってよいかしら」
「私の用は済んだ。失礼する」
キニアはまた手を動かずと、来た時と同様光り輝き、忽然と姿を消した。
コンコンコン
再びノックの音がする。
「アレクサ?返事をしてちょうだい」
「私のせい・・・私のせい」
アレクサは茫然自失の状態により、シェリアの声は届いていなかった。
そのため、ロナルドが扉を開き対応した。
「遅れて申し訳ありません、母上。母上のみお入りください」
「え、わかったわ。ミーナ、下がって頂戴」
そう言って、シェリアが入室した。
重い空気にすぐ気づき、シェリアは不安がった。
「どうしたの?なにかあったの?試練は終ったの?ルイも行方が分からないと聞いたの、だ、けれ、ど・・・ルイ?」
シェリアは、アレクサに抱かれたルイに気付き急いで近づく。
「え、ルイ?どうしたの?ルイ?ルイ!?」
トントンとルイに触るも、ゆさゆさと揺さぶるもルイは身動き一つしない。
身体は冷たく、息をしていない。
「どういうこと?アレクサ、アレクサ!」
アレクサに問うも、アレクサも「わたしのせい・・・」とばかり呼応し、反応しない。
「母上、私から説明します。」
ロナルドが口を開いた。




