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カイル


カイルは幼少期からのフルールの護衛だ。


もとは平民だが、幼少期で街で誘拐されそうになったところを助けてくれたのがカイルだった。


以後、フルールはカイルを気に入り、父に頼み、護衛として、そして唯一の友人として付き合ってきていた。

両親に愛されていないと感じ、異母妹ばかり可愛がられ、感情を失っていったフルールにとって、カイルが一番の理解者だった。カイルの前では微笑もみられたときもある。

カイル自身、フルールを護衛対象だけでなく、友人、いや、それ以上の気持ちを抱いていた。それを表面化させたことはない。

フルールにも気づかれてはいない。


「・・・『カイル』、か」


学園へ向かうための護衛をする中、

カイルはそうつぶやいた。





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