58/88
試練13
こっちだよ~
妖精に呼ばれついていく。
前後左右、そして足元によく注意しながら進む。
その時
あれ~おちてるこがいる~かわいそ~
という、妖精の声が耳に届いた。
ばかだよね~おちちゃったんだよ~このこ~
数歩先に穴があいていた。
中は深く、誰かがいるようだったが小さくしか見えなかった。
どじ~
くすくすくす
いっしょにきてたこみたい~
いまのうちにおへやまでいこうよ~らっきーだったね~
もうすこしでゴールだよ
かわいそうだからたすけてあげる~
こいつがばかなだけでしょ~
おちておもしろかったね~
「・・・少し待ってくれないか」
カイルは妖精に訪ねた。
え~なんで~
はやくいこうよ~
じかんになっちゃうよ~
「ここで会ったのも運命でやらなければならないと思うんだ。あと、フルール様だったら絶対に助けるように言うから」
ばかだな~
おひとよしさんだね~
ふるーるさんやさしいね~
カイルはかばんを下ろした。




