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試練12
ロナルドは花が咲いている場所へ急いでむかっていた。
「あそこだ、あそこだ、あそこだ・・・」
どんどん近付いているのが感覚でわかる。
もうちょっとだよ~がんばれ~
え~ぼくはあのここわいからきらい~
あのこきょねんもいたよね~
ひっしだね~
かわいそうだね~
妖精の声にイライラしていたが、もうどうでもいい。
もうちょっとだ。
もうちょっとで花が手に入る。
フルールが手にい・・・
「えっ?」
足元にぽっかりとした穴があいていた。
そのまま下に落ちる。
おちた~
おもしろいね~
いたいね~
かわいそうだね~
ドスっと落ちた場所は深く、光が遠く上にみえていた。




