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試練5
今は何時なんだろう。気持ちが焦る。
この氷山では、方位磁石も時計も使えなくなってしまうため、方角も時間もわからない。
その時、
「あった!」
カイルは氷の螺旋階段を見つけた。
上を見るも、どこまで続いているのだろ、頂上が見えない。
とりあえず長い階段を慎重に上る。
どのくらい上っているのだろう、階段に終わりが見えない。
その時、
「うわっ」
いきなり階段が崩れ、滑り台のようになった。
急速に1階へ滑り落ちる。
くすくすくすと、人間は面白いねと、馬鹿にするようなささやきが聞こえる。
そして、螺旋階段は消え去った。
また、一から階段探しとなった。




