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試練


2人が出発し、並走している。

王都を抜けると馬が待っており、氷山のふもとまで向かう予定だ。



無言が続いていたが、

「おい」と、ロナルドが口を開いた。


「フルールのためとはどういうことだ」


「・・・言葉通りの意味でございます」


「はっ、そればかりだな。どうせフルールと結ばれたいとかそういうことだろう。フルールは俺のものだ。お前にはやらん。」


「・・・失礼ながら、質問してもよろしいでしょうか」


「なんだ」


「殿下におかれましては、フルール様を嫌悪されていたと伺っておりますが、違うのでしょうか」


「・・・嫌ってなどおらぬ。」


「婚約解消も願い出ていたと聞いております。」


「ちっ、解消などせぬ。フルールと結婚するのはおれだ。お前には絶対に渡さない。何がフルールのためだ。俺と結婚することがフルールの幸せだ」


「・・・」


「引き返すなら今だぞ」


「引き返しません。私は、フルール様のために必ず花をとらなくてはなりませんから」




待っている馬が見えてきた。



「そうほざいているのも今のうちだ。せいぜい頑張れよ、()()



そういい、ロナルドは先に走り出した。


カイルもそれに続く。




(フルール様。必ず・・・。必ず助けます。)

カイルは再度フルールへ誓い、馬に飛び乗った。


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