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フルール(愛未)10


第二王子(ロナルド様)が叫ばれた。

びっくりした。


昨年の試練を失敗に終わって今年再挑戦予定だったことも、花は2輪咲くということも、

あんなに荒く大声を出した第二王子様も、すべてにおいてはじめてみて、聞いた。


私が話を間違って覚えているのだろうか。

私の存在がそうあるべき未来を壊してしまっているのだろうか。

リゼは原作のイメージとは違くしっかりとしていたし、フルールが意固地になっていただけで私が来なくても家族のことを修復できたのではないか。

この殺伐とした現実に導いたのは私のせいなのだろうか。


王と王妃が第2王子様をなだめていらっしゃる。

第一王子様は凛と立ったままだ。


すると、再度第一王子様が発言された。

「花のことが決まらなければ、はじめに私の処遇について話し合ってはいかがでしょうか」


処遇・・・?何のこと?


「私は王命に背き、カイルを逃がしました。老侍女も騎士も逃がしました。これは死罪または幽閉に当たるかと思います。王様、まずは私の処遇をお決めください。そして、私の王位継承権がなくなるため、ロナルド、お前に継承権が移る。リゼ嬢には王太子教育を行ってもらおう。私には婚約者がいないため、何も問題はない。」


「ルイ!」

王妃が悲鳴を上げている。


第一王子は、たんたんと、まるで第3者のことを語るように、そうなることがわかっていたように話した。

これも私のせいなのか。

カイルルートにはこんなことは起こらない・・・はずだ。第一王子の処罰なんてないはずだ。


やはり私が来てしまったから、世界が歪んでしまったのだろうか。


私のせいで、フルールも、両親も、カイルも、第二王子様も、第一王子様も不幸になってしまうのか。


いまさらだが父上は話にすでについていけていない。

間抜けにも口を開けて話し合いを見ている。

父上も処罰の対象となるのだろうか。


私はなぜフルールに転移してしまったのだろうか。


なんのために転移したんだろうか。

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