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カイル4
氷山にすぐにでも向うように準備をしていたのに・・・
早くしないとフルール様は・・・。
カイルは動揺し、そして焦っていた。
愛未さまに絶対守るからと言っていただいたことは嬉しかった。
頭が少しさえた。
愛未様は、ルー様と私のためにとても努力していらっしゃる。
ルー様が本来の体に戻ったら、愛未様はどうするつもりなのだろうか。
しかし、今は目の前の問題だ。おそらく私のことがばれたのだろう。
自分のせいで、公爵様、フルール様、愛未様に危害を及ばせてしまうことへの恐怖、罪悪感に押し潰されそうだった。




