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フルール(愛未)7
こんな展開あったかしら・・・
といっても、まぁ花をとってフルールに戻るなんてこと考えてるじたい違うからね・・・。
愛未は大きく動揺していた。
王命を破ることへの処罰の重さ、公爵家、そして、フルール、カイルに及ぶ影響を考え、身震いをした。
カイルも呼ばれたということは、カイルが王族とばれたのはまちがいない・・・。
「カイルっ!」
「はい」
「絶対守るからね。死んでも守るからフルールとの未来のために。花の件はこれが終りしだいね」
「・・・はい。ありがとうございます」
カイルが頭を下げた。
カイルとフルールを一緒にしてあげたい。
フルールの中から私を早く消さないと・・・。
愛未も父もずっと黙りこんでいた。




