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父2
王から早急に登城するよう早馬がきた。
フルールとカイルも連れてくるよう手紙には書かれていた。
「これは・・・」
グラントは最悪の状況を考えていた。
まずは、早くいかなければ・・・
「フルールをすぐ呼ぶように!」
侍女に伝えた。
コンコンコン
「フルールです」
「入れ」
「早急に登城するよう王から連絡がきた。早急に準備するように。そして、カイルお前も来いとのことだ。準備しろ。」
ドアの外にいたカイルに叫んだ。
「カイルもですか?」
「そうだ・・・」
グラントはしばらく机に肘をおき頭を押さえ考え込んでいた。
ゆっくりと腰を上げ、これから起こることを想像しながら、玄関へ向かった。




