2話
私が公爵家の嫡女、レオナ・ヘック・リーディングに転生して一年が経った。
公爵家での暮らしは快適で、食事はおいしいしお風呂は毎回違ういいにおいのバスだから、お肌プルンプルン。
そんな生活の中で気づいたのだけれど、この世界の人たちはみんな魔法が使える。
ただ、その魔法はただ魔力をぶつけるだけ。魔力を発射して火を出したり、水を出したり。この世界でのすべての源は魔力らしく、魔力をいろいろ変化させるのが魔法。変化っていってもただ火にするだとか、水にするだとか。ちょっと考えられてるやつでも戦闘系がほとんどで、定番のファイアーボールとか。
日常生活を便利にするものはあんまりない。髪の毛乾かすのもタオルで人の手でするし、移動も馬車。
あと、もとの世界の架空の魔法のように属性があるわけではない。もちろん得意不得意はあるのだが、みんな基本的にいろいろな魔法が使える。
というわけで、どうやら魔力が多いらしい私は魔法を使ってみることにした。でも、使い方がわからん。
「ナリー、まほうってどうやってつかうの?」
ちなみにナリーとは私の乳母。
「姫様、魔法が使いたいのですか?それなら3歳になったときに戦闘魔法は魔法は習いますよ?今使いたいのですか?」
いきなり戦闘魔法!やっぱり先取りしながら日常生活に生かせるようにしていきたいなあ。
それにあと2年はちょっときつい。待てない。
「うん。」
「では、先生を雇って練習しましょうか。明日までに見つけておきますね。」
「やったー!」
結構短いです。