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にゃんこ転生  作者: ササミ
1章 連想・時の始まり
89/100

ここから事態は急激に変化する

なあ?


私1はみんなに問いかける。そこには力を使い果たしほぼ眠っている状態の橘と、スタミナ切れた状態で動かされ続けてぶっ倒れた剛力も含まれていた。


こんなにした魔王って奴ら許せねえよな〜


みんなは珍しくちゃんと聞いていた。流石にみんな怒っているのだろう。その中に朧月(ヤンデレ)黒狼(狂人)はいない。


魔王ボコらないか?


みんなの賛同をえた。あとは潰すだけだ。北の国すまん名前忘れた。登場時間短くってごめんな。魔王倒した後に戻ってくるから。そしてボケ国王の国。お前の国に時間かけすぎなんだよ!!他んとこ行けねかったじゃねえか!!(とばっちり)何が足りない?武器は皆十分なものを持っている。やはりレベル上げか。防具も欲しい。みんな流石に軽装備すぎる。結論防具あまり意味ないだったが、ダメージ減らせるに越したことはないからな。それにピアスとかでも効果あるやつあるし。北の国推奨レベル20。一般人でその程度ならみんな物足りないだろう。よし、この世界の魔物どものダンジョンを片っ端から滅ぼすぞ。


ゴブリンAも協力してくれた。仲間になりたそうにこっちを見ている奴らを片っ端から味方にして、そうでない奴らを滅ぼし、反獄祭を周回した。そしてそんなこんなするうちにみんなレベル50にまで上がった。


私1「よし。誰に喧嘩売ったか後悔させてやる!」


で、魔王ってどこにいるの?

水野「知らん」

詰んだ。こーゆう時の橘さん

橘「文献探すのに苦労しましたよ。なにせないものにされていたり滅びたことにされていたり隠蔽工作されていたので私の起きてる時間と寝ている時間全て使って本を漁りました。私は一旦寝ますね」


へー、寝ながら本って読めるもんなんやな。できそうだったら真似しよ。えっと、今判明しているのが色欲、憤怒、怠惰、暴虐らしい。後わかってないの強欲とか嫉妬とか暴食とかかな?虚飾とかも含まれるのだろうか?


黒狼「、、、すまねえ。」


おう、黒狼。何やらかした。


黒狼「その暴食ってやつ、、、食っちまった。」


うぇ?暴食を食う?まさかそんなことできるはずが、、、できたのか。


黒狼「別世界のも、、、。」


おまw暴食にピッタリじゃねえか。暴食なれよ。


黒狼「能力は使えるぞ?」


まじですか。よし。暴食は初めからいなかったことにして、残り6、7人?魔王?倒すぞ!!いや、はっ倒す!!委員長様を御輿でかつげ!!魔王城まで送るぞ!!、、、あれ?へいタクシーしてるやついる、、、馬車が止まった。ああ、送ってくれるんならそれでいいか。


背後から突然黒狼に撃たれた。


な、何事!?


黒狼「簡単に言うと依頼だ。少しの間の足止め。お前ら作業シーンカットしたせいで計画が狂ったとかほざいてるやつから時間稼ぎしろと言う依頼だ。報酬が美味しいからやる。」


仲間と金だったら金を取るのかよ!!


黒狼「貴様はあえて言うならば面白いおもちゃであって仲間ではない。むしろなぜ俺が仲間だって言えるんだ?」


え、だってクラスメイトじゃん。


黒狼「俺は、、、うーん」


と悩んでいる様子だった。そして口を開いた。


黒狼「クラスメイトだと言っていたな?ならばなぜ俺が遅れてやってきたと思う?」


いや、別の場所に転生したからじゃ?


黒狼「いや。俺はそもそも転生すらしてねえ。ただこの世界に”遊びに来た”だけだ。だから俺らはクラスメイトですらない。」


水野「いや。そんなはずはない。俺はちゃんと記憶している。」

みんなも頷く。


黒狼「じゃあ聞くぞ?俺はどこの学校のどこの組のクラスメイトだ?」

水野「覚えてるに決まってるだろ?、、、、、、、思い出せない。委員長ちょっと寝てていいから答えてくれ。」

黒狼「無駄だ。なんせお前らは偽の記憶を植え付けられているのだからな。確かに俺はお前らのクラスにいた。だが、それは表面上のみだ。俺がお前らと話すのはこの世界で初めてだ。なのになぜかお前らは俺をさも知っているかのように話していた。俺はずっと檻の中にいたと言うのにな。」


厳密には鈴木と神とは小さい頃にあったことがあるから知ってはいるのだが、それ以外は知らないのだろう。黒狼はマッドサイエンティストたちが生み出した化け物たちを閉じ込める檻の中で最も危険とされた生物が入る檻である意味監視役のようなものをやっていたのだ。今はマッドサイエンティストが別のことをやっているというのと、この世界に行く時に黒狼が全て食べてしまったというので監視役の任から解放されているのである。というわけで水野は知らないはずの黒狼のことをなぜか知っているということになっているのである。


木村「じゃ、じゃあ朧月ちゃんはどうなのだ?別の場所に転生してたけど。」

黒狼「抵抗したんだろきっと。」


そういえば黒狼口調どうした。


黒狼は少し目を見開き少し間を置いてから話した。

黒狼「ああ、そうだ。この話し方はなぁ?俺の師匠に言われたんだよ。暗殺者だからな!!」


おう、テンション高!で、なんの話だっけ?


黒狼「足止め。」

ああ、そうだったそうだった。いいのか?流石に黒狼でも全員を相手するのは無理だと思うけど?


黒狼「まともに性質を持たねえ奴らに負けるわけがないだろうが。せいぜい注意するべきなのはお前の二重人格と、、、あいつだ。」

指差した先には朧月。やはりこの中で黒狼抜いたら唯一性質持ったやつだしな〜。

黒狼「性質にまで昇華しろ。自分の力にするのだ。それをしない限りはお前らには敗北しかねえ。」

実際上の世界に行くほどステータスが意味をなしていない。あったほうがいいのはそうだが、神や神の父レベルになると、何してもエネルギーを消耗しないとか意味わかんないことになるからね。規模は当たり前のようにバグる。


黒狼「鈴木。お前はどうする?」

鈴木「俺は静観してよう。これをすることにあまり意味はない。」

黒狼「、、、そうか」

黒狼が銃を構える。

黒狼「さあ死ぬ気でやれ。」

銃弾を私に撃った途端に私2に即座に切り替えて避けることに成功した。

私2「我は雑用係ではないのだが。」

手を翳し

私2「運命掌握」

銃弾は全て私2に向けて放たれる。それを全て取った。手からは血が流れている。

黒狼「ほう?仲間を庇ったか。それがいつまで続けられるかな?」

3度めの銃弾発砲の瞬間に何やら黒いオーラを纏ったピンク髪の子が黒狼に向かって一瞬で距離を詰めた。朧月だ。性質死を纏い周囲に死の波動を撒き散らしながら黒狼に迫った。しかもそれを運命によりクラスメイトたちに当たらないように調整している。二人の連携は見事にはまっているのだった。


黒狼「仲睦まじいところだがそれを破滅させるぞ?」


黒狼の目の前が真っ暗になった。本来ならば一瞬のはずなのに暗いままだった。目の前には選択肢が。


・性質を使って全てを破滅させる。

・性質以外の能力を活用して戦う。


黒狼「ああ、これか。何度も経験した(見た)光景だ。記憶共有保存。さて。前は神と戦う運命になったが今回は変わるだろうか?神は常にクラスメイトを守るために動いている。守れないで苦しみ続けるのは見ていて滑稽だがそれすら神の糧に程度でしかないのだろう。相も変わらず選択肢は二つ。俺の糧にして喰らってやろう。」


そうして上の選択肢を選んだ。


黒狼「俺の前に立つことを光栄に思え。破滅ノ宴」


この世界を作った奴がいたなら絶対厨二病だ。なんだ破滅ノ宴って。かっこよすぎんだろ。周囲は闇に包まれ生命が腐敗していくのがわかる。していくと言うか使った瞬間腐敗したが正しいなこれは。


破滅ノ宴の効果は夜の始まりから終わりまでの流れを表している。比喩的な夜は明けるというそこに辿り着くまでの流れだ。ただそれを光として見えるやつもいる。それこそが破滅ノ使者として破滅ノ宴の一部になるのだ。耐えられるものなど全ての世界から探しても10の世界を抜いてしまったらよほどの耐性を持つものか圧倒的に力の差がある場合のみだろう。副次効果も結構重要で黒狼の技がものすごく強化されるのだ。実質無限に強化できる。


私2「あの気配は、、、性質ではないとはいえこれも欠片の一つなのだろう?、、、導かれし運命(ディスティニー)への背理(パラドクス)

逆行する。または可能性の増加、減少、運命への抵抗強化。そんな能力。今回の対象は黒狼に向けてだった。その能力は空に浮かび上がりやがて光を放って消えてしまった。おもったのは私2みたいなキャラに運命なんて繊細な能力似合うかな〜?って。


私2「やるべきことはやった。あとは託すだけだ。傲慢の魔王」

さらに能力を発動させた。背中に簡単にいうとスタンド(どっかのjOJOさんですね。原作読んでません。)のようなものが現れた。私2は仮面を身につけた。傲慢の仮面は黒く光り、華美な装飾が施されている。スタンド(名前考えてないんでこれにさせてください)は顔がなく手足が多い。だが不思議とそこに不気味さはない。変身シーンを黒狼はしっかりと待っていた。ああ、もちろん朧月の対処はしている。銃を速射しまくっているし跳弾であまりにも厄介な感じだ。

黒狼「あまりにも動きが単調だ。前に戦った時の方がまだ動きは良かったぞ?」

朧月「死ね」

黒狼「そうか。なるほどあいつらはここまでやるか。神が苦手意識を持つ理由がよくわかる。まあ悪いとは思わないがな俺は。」


破滅が死にゆく。死からは逃れることができない。しかし破滅もまた死を滅する。フィジカルで負けているはずの朧月が死を撒き散らしながら戦う。それはあまりにも厄介だった。


朧月「混沌解放。」

Q,死に対抗されるならどうするべきか?

A,より強い能力でぶちのめす。


まあ間違ってはいない間違ってはいないのだが周りが見えていない。クラスメイトたちは吹き飛ばされていった。黒狼はというと。それを喰らおうとしていた。右手が吹き飛ばされ、左手は未知の有害物質で爛れ口の中はボロボロになった。それでもなお止めることはせずに食べ切った。

黒狼「ゴホッゴホッ、、、ヒュー、ヒュー、、、ヵィフくまおう」

すでに死にかけのような呼吸をしながらも回復魔法でなんとか一命を繋いでいる。食べる以外に対抗する術がなかったわけじゃない。ではなぜそれをしなかったのか。耐性を得る。それもある。でもこのif世界に期待などしていないからだ。


あーあつまんないの。そんな声が聞こえた気がする。黒狼は武器を銃から大鎌に切り替えた。持ち手の部分が曲がっており禍々しさが伝わってくる。


黒狼「、、、これほどまで、、、、俺に傷を負わせるとは。、、、やはり欠片の能力は厄介だな。じゃあ夢を壊すか。」


そうして鎌を振り下ろした。全世界が消え失せる。こんなに脆いはずがないのだが、、、つまりは即席で作ったようなものなのだろう。それを確認して黒狼は眠る体制に入った。夢ではないがこの世界を壊すため、世界から目覚めるためのトリガーを。


ササミ「あーあ。せっかく作った僕の世界だったのに。つまんねえの。」

神「黒狼のおかげ。あなたは何度危害を加えれば済むの?」

ササミ「まあまあいいじゃないか。どうせ戻せるんだし。」

神「そういう問題じゃないのよ、、、。」

ササミ「じゃあ次は僕とは違う世界で会えるといいね。回帰」

神はふらっと別の場所へ行ってしまった。

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