え、これってやばくね?
ゆっくりしていってね
見た目はそこまで変わったわけではないが、まとっているオーラが先ほどとはうってかわって凶悪になっていた。
私1「あー第三形態?」
あともう一つ形態があるというのになんということだ。もう補正しまくるしかないな、、、てあれ?補正が弱くなってる?そう考える一瞬で詰めてきた霊炎竜、第二形態と違い、完全に見えない。
私1「っ!!」
渾身の攻撃殺しは受け流し圧倒的パワーによって、鍔迫り合いにもっていかれた。
私1「あ、これやばいかも、、、能力創造 エスケープ!」
間一髪、攻撃を回避した。だがこの戦いに他の四人が入る隙はないのかも知れない。
私1「みんなは体力を温存しといて。できればバフが欲しいけど今の形態は一瞬でやられかねない」
さあ、この使うとは思ってなかったチートを今ここで使おうじゃないか、、、時間稼ぎしないと発動しねえ。
私1「顕現・魔王、暴食!!」
暴食の魔王が現れた。暴食の魔王はお腹がすいているようだ。
一回吠え、霊炎竜に向かう暴食の魔王、そいつはこの世界の暴食の魔王だ。もちろんステータスもこの世界の魔王並みなので結構強そうだ。霊炎竜は翼を振り翳し、暴食を焼きながら殴り合っている。ステータスだけ見れば8の世界に匹敵する強さの暴食がなすすべなく翻弄されている。やはり狂化してもなお多少の理性が残っているのだろう。動きのキレが比べものにならない。そして、、、暴食の魔王は完全に灰になって消えた。いい時間稼ぎ役だったぜ暴食。
私1「さあ、裁きを下そうか、模倣召憑・黒曜の狼」
私1の姿が変わった。黒色に変化し、出てきたのは黒狼だった。
私1「ほう、俺を呼ぶとはなかなかにセンスがあるじゃないか。」
悠然と構える私1(黒狼)それは強者の余裕だった。
私1「多少なりとも楽しませてくれよ!!」
一方でレーニャたち
アイク「あの人は、、、襲撃者を倒してくれた方ですね!」
感動!みたいな感じで言ってるアイクに対し、
エイク「?そんなことあったか?」
記憶力がすでに危ういエイク
レーニャ「、、、襲撃者、、許さぬ」
激おこレーニャ
オルク「隠れてたら背後から刺された。」
、と隠密力に自信をなくしていたオルクであった。
さっきと一変して今度はこちら側がワンサイドゲームになっていた。黒狼はピアノ線で宙をかけ、翻弄している。
ピアノ線に警戒しすぎているせいで迂闊に動けない霊炎竜はされるがままになっていた。
黒狼「つまらんが、、一応食べておこう。」
そうして霊炎竜は咄嗟に避けたが腕が喰われてしまった。
黒狼「じゃあな,,,私1「ちょっと待ってまだ第四形態が、、、ああ、いっちゃった。」
黒狼は楽しくないから帰ってしまった。それとともにどっと疲れが出てきた。前に千田になった時はなんともなかったのにー。やっぱすぐには動けそうにないな。まあ倒せたからいいでしょう。
霊炎竜「ふっふっふ。感謝するぞ私1。危うくもう少しで自我を乗っ取られるところだった。だがまあそれもまた己の力にできたのだ。今までにないほどの力を感じる。」
体力欄をみた。体力残り25だそうだ。だが攻撃力は、、、初期の3倍に跳ね上がっていた。完全に一発で決めないと全滅する。動けなくなってる場合じゃないな。
私1は気合いで立ち上がった。そして体力が残り25だと聞いてエイクが突っ込んでいった。
霊炎竜の状態は凶化。より凶悪になっているのだ。そんな状態で突っ込んだら当然、、。
パシッという音とともに指二本で振り下ろされた大剣を掴まれた。
霊炎竜「破!!」
そんな声とともに攻撃は体を貫通した。幸い、避けようとして肩に当たったため致命的ではないがかなり危険な状態になった。え、これってやばくね?
私1「オルク、隙を見て最大攻撃をやってくれ。多分私以外に貫通できるのはオルクしかいないと思う。そしてアイク、完全に防御に回れ。レーニャはバフと回復を頼む」
軽口を叩くほどに危機感がないわけではないので皆頷いた。レーニャは全員に最大限のバフを重ねがけした。
私1「多分これくらいないと倒せないだろうね。ゲーム化・反転」
盤面は8×8のマス目を形成し、反転の本領を発揮させた。
私1「危機的状況で覚醒するのは主人公っぽいんじゃない?」
攻撃や防御をするたびに新しい石が置かれ、敵の石をひっくり返す。ひっくり返されるたびにダメージが増えた。
盤面は内側に数個しか私1の石がなくなっていた。そして角を取り、一気に逆転する。今までの流れを見てきたようだ。
私1「反転は効果の名前が毎回めっちゃダサい代わりに結構強いんだよ。角取・どんでん返し」
角取をされて一気に窮地に立たされる霊炎竜、だが角に残っているため霊炎竜を倒しきれないことを表していて、、、」
盤面は勝利を表していた。だが力を完全に使った私1はすでに立っているのもやっとの状態だった。
霊炎竜「吾輩の勝ちのようであるな。だが誇るがいい。この力の差で良くぞここまで粘ったものである。」
私1にゆっくり近寄っていく霊炎竜、すでにターゲットをロックオンしていて、腕を上げていた。
グサッという音とともに倒れた。だが倒れたのは私1ではない。
霊炎竜「ふふふ、この結果も想定していたというのか、、。」
倒れたのは霊炎竜だった。霊炎竜の背後にはずっと隠れていたオルクの姿が。
それを確認してから私1は倒れた。
次に目が覚めた時はエイクとアイクが心配そうにこちらを覗き込んでいた。
アイク「あ、目が覚めましたよ」
アイクの視線の先には謎に光り輝いている球があった。なんだこれ?
球「ふっふっふ。生きていたか私1よ。私に勝てた報酬としてどちらかを選ばせてやろう。吾輩を完全に消滅させ私が守り抜いてきた宝を受け継ぐかそれとも我輩を仲間にし苦楽を共にするかどちらかを選ぶが良い。」
霊炎竜かよ、、、そうか宝とは何かと聞いても答えられぬと帰ってきたしそれならボスを仲間にできたほうが良い、か。
私1「私の仲間になれ!霊炎竜!」
霊炎竜「承知した。それが主人の名とあらば。」
霊炎竜はボスだった時には持っていなかった剣を持っていた。
私1「えっと、それは?」
霊炎竜「これは昔の、、、今でも敬愛している主人の遺品、、、意思を受け継いだものに与えられた魔剣。故に主人の名と言えど渡すことはできぬもの。名を、魔剣エルメスという。」
へー、エルメスね、、、なんか喋り出しそうなバイクの名前に似てるな。確かあっちはへ、、、これ以上はいけないか。
霊炎竜「主人よ。一つ忠告しておこう。次の回は我輩ほどの強さを持った敵はおらぬ。おらぬのだがとてもトリツキーで我輩とは相性が悪いのだ。」
トリツキー、、、、トリッキー?トリッキーかー。聖剣を抜けるかもしれないし一旦戻ってみるか。
そして聖剣のあるところに向かった。他のみんなはもう何回目だよって感じで誰もみてない。まあいいもんねすぐに引っこ抜いてやるんだから。
聖剣「引っこ抜くとは失礼な。もっと丁寧に扱うことを心がけてほしいです。」
すっかり会話できるポジションになった聖剣は今日もツンツンだ。
聖剣「ツンツンって、、、。人(剣)を物語のヒロインみたいな言い方しないでほしいですね。」
聖剣「ようやく最低限言ったので私を持つ権利をあげましょう」
ようやくだ。ようやくこいつが手に入った。手に入るまでどれだけ苦労したことか。皆にはわかるまい、、、って誰もいないんだった。言ってて悲しくなってきたなあ。
最近8時間じゃ睡眠時間が足りなくなってきました。
悩んだけど結果的に文章量いつもより少ないけどこれでいっかということで投稿します٩( 'ω' )و




