あの光の正体
なんとなく思いついた能力はモブキャラの一発退場系に持たせることにしている。なぜならばどうせ真似できるからだ。マッドサイエンティストたちは私が作ったのでなく別の、友人が作ったものだ。
彼は焦っていた。愛する妻が36,9の大熱を出したのだ。最初の時は発狂しかけていた。ああ!どうしてこんなことに私がもっと気を配っていれば!という感じである。瞬間移動でよくいく街に行ったが風邪薬はあいにく売り切れていた。仕方なく店主を締め上げてどこから仕入れているのかを聞いたらある世界のダンジョンからのレアドロップらしい。効果は小さいが、副作用が全く害がなく、むしろ少し元気になるらしい。早速行くことにした。
その世界に転移した瞬間近くから警報のようなものが聞こえた。無視して先に進むと何やら物騒な機械のようなものに囲まれた。
「至急帰還せよ。さもなくばその命貰い受けるぞ」
一人一人が神の母並みという化け物だった。
彼は悩むそぶりも見せずに1人に向かって突っ込んだ。
、、、突っ込んだはずだった。なのになぜか身体が一歩も動いていなかった。そこに1人の人?機械が歩いてきた。
「これはここの世界の流れを別の世界に移すというもの。別の世界では流れているから時を止めても効かない奴も止まるし、私は別世界の力で逆に加速ができる。まだ司るしかできないが、お前にはこれくらいで十分、、、って聞こえていないのだったな」
ドンキを振り上げる。
「ではさらばだ」
結界で周りを包み衝撃が他のところへ行かないようにする。そして全身全霊の
「重加速メテオ!」
別世界から常に落ち続け加速を続けている物質のエネルギーを別のものに移し攻撃する重加速メテオ、その衝撃はあまりにも大きく神の母の拳を喰らっても壊れはしない(ヒビは入る)結界を意図も容易くヒビを入れ、なんなら壊してしまった。
「別の世界で暮らしてればよかったものを」
そういい、時の流れをもとに戻そうとした
「タネが分かってりゃなんの問題もないわけだ」
声が聞こえた。、、、一瞬幻聴かと耳を疑っていた。なぜならば今ここは少し特殊になっていて、解析は時が流れているのに実際には時が止まっているという空間になっているはずなのに。
「お前らには悪いが、俺は今気が立ってるんだ。妻が風邪をひいて大熱を出してしまってな風邪薬を持って行かなきゃならないのだ。神には悪いがこれを使わせてもらうぞ」
取り出したのは何やら丸い煙玉みたいなものだった。それを予備動作を入れ、怒りでいつも以上の力を出しながらさっきのやつに投げた。さっきのやつは別世界に移そうと空間を開き、万が一のために全身を防御し、なんなら迎撃体制でいた。
煙玉もどきは別世界に行く空間を軽く裂いてさっきのやつに向かって行った。さっきのやつはその煙玉もどきを殴った。煙玉もどきを殴ったが煙玉もどきはその拳に当たり、拳が潰され、身体が潰されて消され、なくなった。
「相変わらず、エグい威力をしてやがるな、不持っていうのは」
解説 不持というのは何も持っていないこと。何も持てないのだ。もし攻撃力無限で攻撃したとしてさっきと同じ結果になる。エネルギーを減らすとか奪うとか相殺するとかではなく、なくす。そういうエネルギーとかではないのだ。負のエネルギー正のエネルギー関係なく無にできる。神はこの能力を得た時、その能力によって消えかけた。一応無限の性質を持ってはいたが、増え続けたものが一瞬にして消え去りかけたのだ。そのくらい全てが無駄になる。無効も無意味攻撃は逆に消され、手加減してもバッドエンドで見せた朧月のように腕が折れたり、ぐしゃぐしゃになってしまったりする。次元を隔てようが増やそうが無駄。全てが無駄。対抗できるとするならば、混沌系の属性の性質を極めてようやく互角になり消えない、その対の不動系の性質とは相性が悪いから、ものによっては無効とまでは行かないが、結構軽減できたりする。神がなぜ消えていないのかはまた今度書こう。
ちなみに混沌系不動系というのは正や負と同じく力のおおきさであり正は1から正の方向に無限であり、負も−1から負の方向に無限である。その数値がどこまでも変わらないと不動系、0に立った時不動系は正を前、負を後ろとすると右に伸び続けるのが不動正や負に直角なほど、ズレがなく強さの桁が変わる。
0から下の方に伸びるのが無系ちなみに無は大きさではなく深さで表される。深ければ深いほど強い。その対になる上に伸び続ける奴もあるのだが、それはまだ登場してないないため、公表はしない。
そして不動以外の全ての力の集まりが混沌系。混沌は万能系ちなみに不動と対で左に伸びる。当たり前のことだが、対になるものを同程度の力を互いに当てると相殺する。正の力は負の力と相殺、混沌は不動と相殺、無は上に伸びる力と相殺するのだ。説明終わり
倒した途端にこの世界の時間が元に戻った。時間が戻り、1人足りなくなっていることに動揺していた。
「、、、機械でも動揺するんだな」
地味な発見をしていた。
機械たちは一瞬だけ動揺していたがすぐに冷静さを取り戻し言った。
「何用でここにきたのだ!我らは我らを作った方からの命令でこの世界への侵入者を防ぐもの。ものによっては我らを作った方が直々に手を下すことになる。さあ、手遅れになる前に去るがいい!」
彼は事情を説明した。愛する妻が風邪をひいていること、風邪薬が売り切れていること、その風邪薬を手に入れるためならばどんなことだってする気だということ。機械たちはそれを聞いて
機械たち「そ、、」
「そ?」
機械たち「そんなことがあったのか、なんて妻思いのいい人なんだ!!」
機械たちは涙を流していた。
機械「うんうん、ならば見つからないうちに取っておけ。俺たちは何もみなかった。いいな」
機械たち「うんうん何もなかったんだ。気のせい気のせい」
機械たちは警報を誤作動だなんだといい、去って行った。1人消えたのもついでに気のせいということにして。
そして、ダンジョンに入る。既に誰かが攻略している跡があり、既に3階にいるのではないかと焦って転移したが、杞憂だったようだ。3階には魔物が徘徊し、トラップが作動し、ササミがそこに、、ササミ?
そう思った途端別のところに転移させられた。転移不可という空間に。
「うがああああああああああ!!!!」
彼はキレた。妻がどうなっているのかわからないから焦っていた。そしてそこにササミが追いついた。
ササミ「侵入不可に違反しています。直ちに立ち去ってください。機械を置いたはずなのになぜ侵入できているのかは不明ですが。」
その言葉を無視して、彼はありったけを込めて世界丸ごと消滅させた。
ササミは少し驚いていた。その瞬間を見逃さず、転移し、三階に到着した。ササミは既にそこにいた。
ササミ「ねえ、さっさと戻ってくれないと困るんだけど。」
彼はササミをぶん殴った。ササミは光の粒子のようになり、少し離れたところに復活した。そこをぶん殴るを繰り返した。光の粒子の状態は今持っている攻撃の中で不持しか効果がなかった。ササミを殴った衝撃で、モンスターは滅び、ササミが召喚したモンスターは粉砕され、ササミ自身が彼に対応することができるようになった頃、ようやく、ササミは話を聞くことができるようになった。
ササミ「何でここにきたの?場合によっては存在を消さないといけないんだけど。」
彼は妻が熱を出していることを言った。そしてその薬がこのダンジョンにあることもついでとばかりに言っていた。
ササミ「へえ。執行部隊総隊長である君の妻が風邪ね。」
何やら含みのある言い方をするササミ。
ササミ「ならさっきあたしに頼めばよかったのにそうすればそのくらい作者権限でちょちょいのちょいで直せ、、え?干渉しすぎ?仕方ないなー。じゃあ座標書いとくからさ、怠惰の魔王のところに行きな?多分あいつ過労死しかけてるから手伝うことを条件にすれば風邪薬のもっといいやつ作ってくれると思うし。」
何かと話している様子のササミ、そして喋り方が明らかにおかしかった。
執行部隊総隊長である彼はその怠惰の魔王がいるところに行く前にササミに問うた。
執行部隊総隊長「ササミは、複数なのか?」
と。ササミは怪しい笑みを浮かべながら言った。
ササミ「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。あたしは作者だからね。物語に干渉出来ても本来はいてはいけない存在なんだから。そこら辺は伏せさせてもらうことにするよ」
そう言って、ササミは執行部隊総隊長が転移するのを見届けて自分の本来の役職に戻って行った。
そしてその後執行部隊総隊長は怠惰の魔王に妻の風邪を治してもらい、なれない作業にものすごく手こずっていたがそれはそれで妻が手伝って楽しそうであった。
少し脳内整理のために不持とかの能力を公表してみた。次回は能力紹介のコーナーかもしれない。その前にメロスができるか?
10の世界の感覚では宇宙を作ったり壊したりするのは1の世界で紙粘土で何かを創作するようなものなのです。




