またここに戻ってくるまで
誰かの記憶。詳しくは1話前をみろ!
テレポートした場所は全てが真っ白な空間だった。真っ暗な部屋で一人でいると発狂してしまうという話を聞いたことがあるが、逆に白かったら白かったでなんか幻覚とかにかかったかのような感覚に陥る。
神はそこを無言で歩いた。みんなはついていく。、、、、、しばらく歩いただろうか?何かが出てきた。これは、、、誰かの記憶?、、、凄惨な記憶が壁にかかった絵のように空間に描かれていた。神は注意深く周りを見ながらも、クラスメイトたちを気にしてゆっくりとした足取りで歩を進めた。記憶は絵だけではなかった。具現化されたもの、、、例えば大きなお城や白い地面から生えた木。一輪車や竹馬などの遊び道具などが置かれた公園。他にもレジャー施設などもそこには存在していた。ここの場所の名前は羨望の町。、、、ササミさんが人々を羨望したのちに作られた町だ。街を巡り、歩き回った。気づいたことは中もきちんと再現されていたことだ。服やには服がちゃんと作られて置いてあるし、ファストフード店に岡村が行ったらしいがちゃんと食べれるものを出されたそうだ。美味しい美味しい。、、、いやさ?やっぱり一人だけオーラが異質なんだけど?なんというか、、、さくらんぼがたくさんある中で一人だけスイカ並みのデカさというかもろスイカって感じの異質さなんよ。、、、え?誰かって?言わなくたってわかるでしょ?握力の人だよ!!神はオーラ自体元からないから意識しないとオーラを出せないらしい。、、、本来頑張ってもなかなか隠せるものじゃないんだけど、、、。
握力の人「どうかしたのか?」
いや、どうかしてるのはそっちっていうかなんというか、、、。単純にツヨスンギってだけだし。
握力の人「街の外はそろそろだろう?気を引き締めろ。」
あ、はい。そうなんだ。街の外って感でわかるんだな〜。
街を抜け、森?に入った。荒廃した森という名前らしい。さっきからなんでわかるのか説明しやがれ?、、、うるせえ。鑑定してんだよ!まあ灰のように真っ白な空間じゃしな。荒廃というのもわかる気がする。その先には花畑が広がっており、崖の端には一人の少女が、崖の先を眺めていた。空は夕暮れを少し過ぎたあたりの暗さ、星が宝石のように輝いていた。
ササミさん「ようやく来ましたか。待ちましたよ、、、。」
ゆっくりと振り返り、静かな口調で言う。
神「久しぶりだね、、、。」
神も静かにこたえる。
ササミさん「ここに来た以上は交渉の余地はありません。人の身でここに来たものへの断罪を執行します。」
ササミさんを中心とする領域が広がっていく。、、、裁判所?
なんか扉からゾロゾロと変なのが来たんだけど?鑑定!
執行官
おい!もうちょいなんかあるだろ!?なんだよ!それだけかよ!!
ササミさん「一応。抗うために争うことを許しましょう。」
へっ、いいのかよ。こっちには握力の人っていう心強い味方が、、、
握力の人「そのくらいは自分でやれ」
といい、人数分を残して残りを潰した。全部やってくれ〜!!
攻撃を防いだ。驚くほど抵抗を感じない。あれ?もしかして弱い、、、?
そんなことは無さそうだ。水野が殴り合って(殴り合いは比喩。実際はトライデントと包丁みたいなのがぶつかり合ってる。)なかなか苦戦してるし岡村、、、は大丈夫か。四次元に行けば。意外だったのが木村が苦戦していることかな?橘とゴー○キーは心配するだけ無駄なので見てない。ペア組めばいいのに、、、。
抵抗を感じない理由がわかった。物理攻撃無効とか属性系の無効だ。他の属性も念の為取っとこ。物理攻撃無効使いづらいんだよね〜。攻撃じゃない物理ダメージは普通に通るし。タンスの角に指ぶつけた時は物理攻撃無効を怨んだね。異世界にもタンスってあるんだぜ?さて問題は相手の防御力が高過ぎて一しか入らないってことくらいかな?泥試合だぞ〜見どころないぞ〜困ったぞ〜。まあ攻撃効かないし他の奴らのを見とくか。そう思っている時に声をかけられた。
ササミさん「私1」
はい!え?なんすか?
ササミさん「今はそれでも未来ではそうはいかなくなります。、、、その覚悟を持っていてください。」
なんや?敵のくせにえらい真面目に忠告してくるな〜へーへーわかってますよーだ。
鈴木を見てみた。橘剛力神朧月を除いて一番心配ないとこだけど、、、鈴木の顔が吹っ飛ばされていた。す、鈴木ー!!念入りに顔を潰されていた。
鈴木「い゛で え゛よ゛」
痛いって言ってた。これで遺体じゃなくて痛いで済むのは鈴木ぐらいなんじゃないだろうか、、、。顔を付け直していた。気合いで断面をつなぐ、、、。いや怖えよ!!なに?急にホラー展開くるやん。いつからそんな怖い描写やり始めたの!!お母さんあなたをそんな子に育てた覚えはありません!!
さて別に母でもない私がそんなことを言っているのだが、岡村、、、は無視でいいか。虫みたいだし。
岡村「おい!」
あーあー聞こえない聞こえない!!木村?は大丈夫かな?
木村「痛いのだ!えい!」
結構ボロボロ、、、かと思ったけど回復力が上回ってんな。木村は木村で泥試合してるな、、、。エネルギー回復とかエネルギードレインが強すぎるな。当は意外と粘ってるけど、、、厳しい?あ、てっきり神も執行官と戦っているんかと思ったけどササミさんと戦っているのか。んーササミさん弱くはないんだろうけどというか聞いた感じものすごい理不尽性能してるはずなのに神がそれを余裕で超えてるんだよね、、、。神って何もんなん?
ササミさん「能力使用を禁止します。ただし常時発動のみ可。」
常時発動を可にしてなかったら私かなりピンチだったじゃん。あぶないぶない。木村は少し厳しくなったけどまだ大丈夫そう?神は、、、性質か。性質は禁止できない使用なのか。朧月も死をバンバン使っとる。拳に纏わせて、、、とはいえ相手もある程度耐性あるっぽい?ボロボロと崩れてるあたり結構効いてそうだけど、、、。
ササミさん「皆さんそろそろ飽きてきたのではないでしょうか?そろそろ第二フェーズに移行しようと思います。能力使用許可、、、そしてワープホール」
、、、呼吸が苦しくなるくらいの圧を感じる。握力の人が少し驚いているように見える。
握力の人「、、、猫、、、か。これは俺が出よう。」
猫?雪兎みたいな最強生物?そう思ったのだが出てきたのは人型だった。、、、猫のねのじもない、、、。
握力の人「安心しろ。そいつは雑魚敵だ。ステータスが無限なこと以外は厄介なことは何もない。」
いやいやいや!?、、、、それが一番厄介なんじゃないの?インフレしすぎだよ!!物語の流れぇ!貴様さては仕事してないな!?もうちょいインフレ抑え気味にしろや!!
知らん間に近くまで近づかれてきて知らん間に潰れた。、、、自爆?
握力の人「守ってやれるかわかんねえからみんな纏まっとけ。ササミさんにでも攻撃しとけ。神、お前はこっちを手伝え。猫が来たら一人ならともかく守りながらは厳しいからな。」
神「少しの間みんな頑張って。」
そう言って神は前線に出た。
握力の人「無限湧きなのが厄介さをさらに際立たせる。とはいえ内側では雪兎が抑えているらしいからな。無限の領域を少しづつ書き換えるなんて気が遠くなる作業だな。前方範囲300%、、、握力1%」
おう、、、。こっちはこっちでインフレしてた〜!!困ったことにこっちはササミさんにダメージが通らないのに無効を貫通されるというヤバすぎる敵と戦ってるんだけど。
ササミさん「98%」
ん?いや、、、気のせいか、、、。なんかやばい気がしてきたぞ?
ササミさん「99%そろそろこの世界ともお別れですね、、、。」
あれ?ササミさんから涙が流れてる、、、。なんで?
みんなそれぞれの最高威力の攻撃を出している。だけれども1ダメージにすらなっていなかった。効いたのは朧月の性質死くらい?それを似たような能力多重重ねがけで打ち消していた。そして瞬間全回復、、、。どうやって倒せばいいんだよ!!
ササミさん「性質発動。、、、回帰」
その性質は全てを飲み込んだ。原点に戻すように。元からそうつくられていた運命にはもはや抵抗することすら出来なくて、、、能力の白い光が消えた。周囲を見渡しても誰もいない。、、、あれだけ強力だった握力の人もどこに行ったかも見当が、、、いやそれは別につくか。元の世界に戻されたのだ。そしてあたりを見渡していた本人、、、。そう私1である。
私1「あれ?なんも起きねえ。」
ササミさん「それはそうでしょう。だってあなたの原点は進行形。つまりこの世界ですから。」
私1「いやその前まで学校での生活を、、、」
ササミさん「主人公。」
私1「!?」
ササミさん「あなたが主人公な世界線はここです。彼らは彼らが主人公だった世界線に戻っただけなのです。だからあなたには効かない。そして、、、そこに立っている神は例外。主人公であるにもかかわらず性質が抵抗し、効かないという状況なのです。」
神「僕はここに残って戦、、、」
ササミさん「別にいいですけど。あなたの世界の黒幕にその世界を乗っ取られてもいいというのならですが。そんな物語はあなたも望んでいないでしょう」
神「、、、、、」
神は無言で少し間を置いてから物語が紡がれる始まりの場所に向かった。
私1「じゃあここは私が神を代弁して残って戦い続け、、、」
ササミさん「あなたにはこの物語という続きを作る必要があります。まだやり残したこともあるでしょうから。とは言ってももはやあの世界では収めることが難しいでしょう。どのような作者だとしてもこれ以上上げることができない異世界の中の最上位の世界、、、4の世界に行ってもらいましょうか。その時にはその仮初の肉体ではない本来の能力を持って。チートと呼ばれる能力が跋扈している世界に。それまで休んでいてください。この物語は第一部完。です。」
優しさを感じさせる声でササミさんはそう言った。完結とは言っていないが一度止まるということらしい。それまではもう少し修行しておくとしようか。たまにサボれるくらいの場所。そのくらいは送ってくれるよね?
ササミさん「いいでしょう。握力の人が戻ってくる前に送りましょう。ここまで走り抜けてくれたのです。あなたとあなたのクラスメイトにはそれなりのものをお返ししましょう。」
!!名前を思い出した。そう。私の名前は、、、
私1「私 語葉」
私という運命からは逃れられ、、、ん?これからは語葉って名乗るか。
では世界をシャットダウンしましょうか。お疲れ様でした。そうシステム音とササミさんの声が混ざり世界が暗黒に染まる。私1こと私 語葉は目を閉じた。
私1はすいかの比喩使ったけど実際の差は握力の人をスイカとしたら他の奴らが素粒子レベルになっちゃう。
100話まで書き切ったど〜!!一年半もかかったんだね〜。見てくれた人には感謝感激雨霰ですわ。
新しい話平穏狂狼録を作りました。どちらもササミさんのなのでどちらも見てください。




