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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第四章「対立・修行編」
29/81

俺は最強の力を手に入れた 第29話「修行~身体~」

蒼木がとある施設にテレポートした


「うっ」


「まったく…何をしているんだ」


そこにはヘアーを殺した人物が立っていた


「すっすみません」


蒼木は土下座をして謝った


「まあいい。まだ期限はある

だができるだけ早く頼むぞ。あいつはとても大きな資料となる」


「了解…」


(鬼頭雅太…やつの力をもし手に入れることができるなら…)







「ここなら大丈夫だろう」


俺は荒野にテレポートした

修行のために


「とりあえず、いい加減出てきてください。師匠」


「気づいていたか」


「はい。ずっとあの戦いを見ていたんでしょ?」


「ふっ始めるか?」


「はい」


それから俺は師匠と1v1のバトルを行った

師匠の力は基本的な身体能力が向上するというものだ


「まだだ!まだ動きが緩い」


「ハァハァはい…」


師匠はものすごくスパルタだ

ほぼ休みがない


「一回…休みましょうよ…」


「だめだ!!!」


「まーじで!!」


スパルタすぎる…

もうだめだ


「ちょっ…マジタンマ…」


「仕方がないな…」


「ハァハァハァ」


(まじでスパルタだな…)


「………そういえば話していないな」


「え?」


「私を襲った人物は蒼木と名乗っていた

そして彼を私は知っている」


「え!?」


「今から約6年前の話だ」








「そこの人!!彼を止めてください!!!!」


「!?」


師匠は坂から急降下する子供をキャッチする

その子はまだ6歳か7歳ぐらいだろうか


「大丈夫か?」


その子は無言でうなずく


「まったく、気をつけろよ」


その子は後ろにいた人物に駆け寄った






「それだけですか?」


「いや実はな…私の腕を義手にした人物こそがその時、蒼木が駆け寄った人物だ」


ドクンッと心臓が鼓動する


「そしてその人物は昔、悪の帝王として君臨していた」


「だから…蒼木は…」


「奴が私の腕を消滅させて私は奴に大ダメージを与えたんだが逃げられた」


俺は蒼木の発言に思い当たりがあった…


『僕の炎は使えば使うほど体温が上がって炎を出せなくなるんだ

この子がいれば僕の弱点はなくなる』


『それとせっかくだし氷里ちゃんも連れて行こうっと』


「そうか…クソッ」


「どうした?」


「あいつの狙いはわかった…津川だ

津川を誘拐して自身の弱点をなくす

そして師匠が大ダメージを負わせた悪の帝王の復活を目論んでいる」


「どういうことだ?」


「悪の帝王はどういう異能でした?」


「確か異能窃盗だ

触れた奴の様々な持ち物を強制的に奪い取るというものだ」


「やっぱり…恐らくあいつは津川から異能を奪い自身の異能を授けることで

悪の帝王に新たな異能を授けようとしているんだ」


「異能を授ける…あり得るかもな」


「早く津川を助けないと…」

              第29話END

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