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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第三章「クラス内決闘」
24/81

俺は最強の力を手に入れた 第24話「クラス決………STARS」

何者かが俺たちのバトルに参戦

そいつは神と名乗り攻撃してくる


??? 異能頭髪

頭髪を伸ばしたり固めたりと様々なことができる

髪は変幻自在で切り取ったものも動かすことができる


その結果鉄沢は右腕と左腕を刺され壁にはりつけられる


「はぁはぁ」


「まだ動けるのか?君は」


奴が俺を完全に殺そうとしたがそれを御剣が止める


「はぁはぁ」


(俺がこれでいいのか?TOP5のナンバー4の恥だ

いやTOP5の恥だ)


御剣体から刀を出しそれで相手を斬りつけようとするが避けられる


「あいつを攻撃するなら俺を倒してからにしろ」


(あの立場は本来俺の立場だろ!

どうして俺は動けない!まだ動けるだろ!動け!動け!)


鉄沢は目を閉じて体に力を入れる

すると鉄沢の頬になにか温かい液体がかかる


(?)


目を開けるとそこには左腕を切断され倒れている御剣が目に入った


「フフッしかし手強かった

こんな強さがあるなら僕に分けてくれないかな」


「くっ」


(俺が動けなかったから

俺が動ければ…あいつを助けられた…)


「お前を倒す」


「ふふっ」


すると右腕に何かが巻かれていることに気づいた


(?)


俺は左腕を伸ばし右腕を掴む


「これは…ブレスレット!!」


「?」


鉄沢は右腕のブレスレットを見てあることを思い出す





「私は好きだよ。優しい心を持った京君が」





緑色に輝くショートヘアーの少女が手を差し伸べる

6歳の頃の鉄沢はその子の手を握る

すると手を引かれてとある場所に移る


そこはとある公園だった

その公園は子供たちが集まり遊んでいた

二人は遊ぶ他の子供たちを見ながら顔を見合わせる


「あれ?京君なんか顔赤くない?」


「なっ!?いっいやそれは夕日のせいだよ」


夕日が輝くその空を見上げて少女はある発言をする


「私は好きだよ。優しい心を持った京君が」


「え?」


「だからさ。大人になったら結婚しよ」


子供ならではの無邪気な笑顔には言葉の重みを知らない顔。それ故に純粋


「じゃっじゃあ先に約束しよ

本当に俺と結婚してくれるんだよね?」


「うん」






「どうして固まってんだ?」


鉄沢は現実世界に戻ってきた

意識だけ過去に戻った感覚だった


「今頃何してるのかな?」


「うん?」


「俺は楽しむ姿がいいといわれた

優しい心を持った俺がいいといわれた」


(面倒だな。さっさと刀体と同じ運命を辿らせるか)


奴は鉄沢に刺していた髪の毛を動かし右腕の切断を始める


「俺は!!!!すべての力を引き出す!!!!!」


右腕のブレスレットを外す

すると体から緑のオーブが出現し衝撃波が発せられる


そこにはさっきの髪と目を緑色に染めて角が生えた鉄沢が笑いながら立っていた

            第24話END

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