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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第三章「クラス内決闘」
17/81

俺は最強の力を手に入れた 第17話「クラス決闘Aチーム1」

クラス決闘第一試合Aチーム

大川、河井、血操、降矢


「よーし行くぞ!!!」


「おおー」


「ノリキツ」


大川が急になんか言い出した

それに乗る河井

ノリに乗れない血操と降矢


「やだなぁ。戦いたくないよ」


「どうした?」


降矢が怖気づいている理由を血操が聞く


「だってあっちのチームナンバー5いるんだぜ」


「そっか。ずっとスルーしてたけどあっちに津川がいるのか」


「………ならさいい作戦があるんだけど」


「うん?」


「でもそれは…血操、あなたの力次第なんだ」





「なるほど。ありだな」


「でも俺が…」


『第一試合スタート!!!!』


スタートの合図とともに血操たちはバラバラになる

瞬間移動させられたからだ


「急に始まるな」


血操たちは走り出す

ステージは人工の山の中

だからこそとてつもなく広い


血操は木の陰に隠れてある人物を発見する


(あれは…雷装)


血操はナイフで腕を斬る

腕から鮮血が流れる

その鮮血はひとりでに動き出し一本の槍の形となり雷装に向かう


(必殺:鮮血槍弾)


血操 タクト 異能鮮血操術

自身の体から出た新鮮な血液を操ることができる

しかし操れる血液は体の中の血液か体外に出て30分以内の血液までである


雷装は瞬時に気づき避ける


「すごいことしてくんじゃん、血操!!!」


「あぶねぇ」


雷装は木の枝と木の葉を融合させて仮の弓矢を作り撃つ


雷装 融 異能融合

左手に持っているものと右手に持っているものを融合させることができる

融合させられるものは様々

融合は自由に行うことができる


雷装は弓矢を放つ

しかし木を盾にして矢を避ける


「なあ、聞きたいんだけどさ

津川ってどこにいる?」


「!?」


(あっちは津川を軸に進めたいはずだ

なら俺がやることは津川を見つけて津川を捕まえること

これが唯一俺にできること

だからここはお前に任せたぞ)


俺は上を向く


「なあ、絆!!」


大川が上から降ってくる


「タクト、先に行ってて」


「ああ、お前も無理をするなよ」


血操はそのまま走りだす


「僕の力を見誤るなよ」


「見誤ってない

それどころか警戒してる」


大川 絆 異能絆の力

自身と相手の絆を力に変える

特定の人物と目を合わせることでその相手との絆の大きさを力に変換する

絆が大きければ力も大きくなる


「じゃあこのまま戦おうじゃねか。()!!!!」


血操は後ろで土煙が上がっているのを確認すると再び手を斬る

血を出しその血を翼のように使い空を飛ぶ


これらの行動をモニタールームで見ていた俺たち

血操のほうを俺は見ている


血操は様々な乱戦を空中から見ていたが一瞬の氷を見逃さなかった


「あそこか」


血操はその場所に急ぐ

その場所の上空に到着するとそこは津川、霊と降矢が戦っていた

降矢は遠距離からスナイプするのに向いているから隠れていたんだろう


血操は血の翼を解き地面に着地する


「ようやく発見したぞ。津川」


「そりゃそうか、こっちくるよね」


降矢はボロボロ

頭から血を流し息切れが止まらない


「ごめん遅くなった」


「ああ」


「隠れてスナイプしてくれ

スナイプするのはどこでもいい」


降矢はそのまま逃げた


「霊、追える?」


「ああ」


霊は降矢を追うとするが血操は血を操って血の縄で霊を止める


「行かせない」


しかし津川が血操のほうに氷を放つ

血操はそれをぎりぎりで避ける


「はぁはぁはぁ」


「ずいぶん疲れているね

じゃあ一緒に戦おうよ。ふふふっ」

             第17話END

おまけ

『じゃあ一緒に戦おうよ。ふふふっ』


その津川の発言に俺は少しの寒気を感じた

しかし横の蒼木は顔を赤くして


「かわいい」


と発言していた

俺はその発言を聞いてすこし引いた

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