俺は最強の力を手に入れた 第15話「因縁、終幕」
御剣はフルピエロに向かっていくが見た目によらず攻撃を捌かれる
「ぐふっさっきよりも動きにキレがない
体力が限界なのかな?」
「はぁはぁうるせぇ」
御剣は体から刀を出しフルピエロに斬りかかるがすぐ避けられる
そして頭部に触れられる
すると後ろに吹き飛ばされた
「ぐっ」
「ぐふっ近寄るからだ」
フルピエロ 異能吹っ飛ばす
あいてに触れることでそいつを吹き飛ばす
生物にだけ有効でものに触れても吹き飛ぶことはない
なお常時発動である
「ぐふっ」
「まだだ」
御剣は刀を複数飛ばす
しかしすべて避けられる
「ぐふっ」
「気味が悪い」
御剣は近づき刀を振ろうとするが触れられて吹き飛ばされる
「御剣!!」
「心配するな!!それより後ろ気をつけろ」
俺は後ろの敵をあっさり倒す
「強いな、お前」
するとフルピエロは指を鳴らす
その音と同時に横から怪物が現れる
「こいつは…」
その怪物は俺を二度襲った怪物と同じだった
「くっ」
「そいつは複数異能の改造人間でな
とある方からいただいたんだ」
フルピエロはそのまま退室しようとしている
「待て!!!!」
「てめぇ!!!そのあの方とは誰だ!!!情報をよこせ!!!」
「ぐふっいやだね」
そういってフルピエロは退室した
それを御剣が追う
俺も追うとしたが怪物に止められる
「鬼頭」
「北時」
「お前はフルピエロを御剣と一緒に追え!!」
「え?」
すると怪物が腕を伸ばしてくる
俺と北時はそれを避けて着地する
「こいつらは俺らに任せとけ」
「大丈夫なのか?」
「ナンバー2,3,4,5をなめてもらっては困る」
後ろから鉄沢が現れた
「いいから鬼頭君は行ってくれ」
蒼木が炎で怪物の腕を焼く
「きっと御剣だけじゃあ勝てないから行って」
津川に背中を押され俺は仲間を信じてフルピエロを追う
「待て!!!」
「ぐふっ何度も待ってるけどね
追いつけてないじゃん」
御剣はフルピエロを追っているが見た目によらずとてつもなく早い
「なんだ?こいつ…」
すると地面が揺れる
「うわ!?」
地面に手をつかないと立てないぐらいの揺れが起こる
「ぐふっよくやった」
「はい」
やつが速い原因の人物と地震を起こす人物が現れた
「そいつをやれ」
「はい」
地震の奴は走りながら地面に触れる
するとやつらのところ以外が揺れる
「うああ」
「俺には…効かねぇ!!!!!」
俺は異能浮遊と異能ジェットを併用して空中を高速移動する
そして奴らとすれ違う瞬間にフルピエロをつかみ壁にたたきつけ他二人を側頭部を殴り
吹き飛ばす
「鬼頭!!!」
「はぁはぁ」
「疲れすぎてない?」
「!?」
俺の顔にやつの手が触れる
すると俺は吹き飛ばされる
「ッ…吹き飛ばされた?」
「大丈夫か?」
「ああ」
目の前を見ると3人は再び合流する
「ぐふっ体力限界の二人の中だったら普通に勝てる」
「ぐっ」
俺は異能クラッシュで近づく
だが再び顔に手を触れられる
そして吹き飛ばされる
「御剣!!」
「う!?」
フルピエロは口から血を吐く
「何…」
御剣が後ろから刺したのだ
そして御剣は奴の懐からある機械をとる
すると後ろから手下二人が攻撃しようとするが俺は手下二人を異能高速で移動して気絶させる
「ふぅー危なかった」
「これでいいのか?というかしんだのか?こいつ」
「こいつは…もういい…」
俺は一応フルピエロの止血を行い拘束する
あっちの戦いも終わったようでみんながやってきた
御剣はそのまま黙って建物を出た
第15話END




