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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第二章「御剣サクの因縁 第一幕」
13/81

俺は最強の力を手に入れた 第13話「怪物」

御剣は牢屋から出された

そしてフルピエロの手下30名とフルピエロ本体との対決が始まる


「ハァアアア」


御剣は刀を握ってフルピエロに向かっていくが手下が御剣の進行を止める


「邪魔だ!!」


御剣はみねうちで手下をどかしていくがなにせ数が多い


「ぐっ」


手下にどんどん追いつめられる

やつらも異能を使い御剣を殺しにかかっている


「うわっ」


御剣も異能を使われると避けると捌くで手一杯

しかし遠距離攻撃に対応しすぎて近接攻撃に疎くなっていた


手下の一人に肩をつかまれ膝蹴りを顔面に喰らう


(やばい…見破られた…)


御剣 サク 異能刀体

体から刀を出せる

しかし刀を出せる場所は決められており顔や腹部からは刀を出すことができない


「ぐふっそいつは見る限り顔と腹部に武器を出せない

やれ」


「うおおおお」


手下たちが顔や腹部を中心に攻撃してくるが防御するとほかの箇所に攻撃を食らう


顔は傷だらけ

腹部を攻撃され吐血もしている


そして体力の限界を迎え御剣は倒れてしまう

そしてフルピエロは手下にとどめを指図


「ハァハァ」


薄れゆく意識の中御剣はあることを思い出していた




それは御剣がまだ5歳の時


「いいか?父さんはこれから病院に行かないといけない

大人しく母さんの手伝いをするんだよ」


「うん、わかった」


そういい御剣の父親、御剣カナメは家を出た


父親が病院に向かった20分後ある電話がかかってきた


「はい御剣です」


御剣の母親、御剣波留が電話に出る


「え?主人が!!!」


その声に御剣は驚き母親のそばによる


「どうしたの?母さん」


「はい…はい…分かりました」


そういい電話を切る

そして母親がしゃがみ御剣のほうを向く


「今から母さんは父さんの病院に行ってくるから大人しくしてて」


「え?なんで?」


御剣は母親にすがりつく


「大丈夫、ちょっと様子を見に行くだけだから」


そういって母親も家を出た

だが病院のそばの交差点で車に母親ははねられてしまった

打ち所が悪く病院で死亡が確認された


そのころ父親は病室で意識不明の重体


父親と母親の変わり果てた姿を見た御剣は病院であるにもかかわらず大声で泣いた




「ぐふっとどめをさせ」


御剣にフルピエロの手下たちが向かっていく


「う…まだ…死ぬわけには…いかないんだ!!!!!」


「異能!!!クラッシュ!!!!!」


御剣が起きあがり手下たちに攻撃を仕掛けようとした瞬間、俺鬼頭雅太が異能クラッシュで

手下を弾いていく


「ハァハァ間に合った…ふぅー」

             第13話END

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