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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第二章「御剣サクの因縁 第一幕」
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俺は最強の力を手に入れた 第12話「ダスト」

御剣はブラストによって小さな部屋にある檻に入れられる


「俺を連れ去って何がしたい」


「ふっ、さあ?」


ブラストは応答する気はなくそのまま部屋を後にした


「ここはどこだ?」


(明らかに学校近辺ではない

学校近辺にこのような怪しい場所はなかった


地下にもこんな施設はないはず)


すると扉が開き謎の男が立っていた

その男は少し小太りでまるでピエロだった


「ぐふっここはどこだって顔してるね」


「誰だ?」


「ぐふっそうだね…じゃあフルピエロと名乗ろうか」


「……」


「ぐふっ今から君を移動させる

ここに運んだバカがいたんでね」


(多分ブラストのことか)


そういいフルピエロはそばにいた手下にカギを開けさせ御剣を縛る


「抵抗しなくてうれしいよ

君は俺に賛同してくれるようだ」


(何言ってんだ?こいつ…)


「ぐふっさあついておいで」


そういうとフルピエロはまるで刑務所の牢屋の場所に連れてった


「なんだ?」


「ぐふっさあ君の部屋はここだ」


そういうと一つの牢屋に入れられる

そこには手錠で縛られたブラストが気絶していた


「ブラ…スト…」


「ぐふっ早く入ってくれないか?」


俺は牢屋に無理やり入れられた


そしてそのままフルピエロは牢屋群のへやから退室した


(まじか、ひもを解かずに行ったぞ)


御剣は刀体を使用しひもを斬る


(さっさと脱出したいところだな)


刀を使って牢屋の鉄格子を斬ろうとするがとても硬い


(んだこれ)


すると部屋にフルピエロが戻ってきた

そして俺の牢屋の前に立つ


「お前…何してくれてんだ!!!!!!」


その声は牢屋に響きより大きく聞こえる

耳が壊れそうな声量である


「せっかく俺がひもをつけて動けないようにしたのに!!!!!!」


「はっ、俺がこんなひもで動けなくなるわけないだろ」


(さっさと脱出しないと

でも鉄格子はとてつもなく硬い)


「はぁお前も父親と一緒だな。俺に歯向かう」


「は?」


「今お前の父親は倒れているんだっけな

当たり前だ。俺のそばを離れたんだから」


「てめぇどういうことだ」


「ぐふっお前の父親にはね、ある薬を飲ませているのさ

その薬は電子機器が入っていてな

俺の持つデバイスから離れると毒が作用するようになっている」


「なんだと」


「ちなみにお前もその薬を飲んでいる」


「何!?」


「だから脱出したらダメなんだよな!!!」


フルピエロは気味の悪い笑いを繰り返して大爆笑していた

御剣はこいつが父親の因縁とわかると体から大量の刀を出す


「てめぇ、ぶっ殺してやる」


御剣の目は赤く染まった


「ぐふっやってみなよ」

               12話END

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