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経験値100億の最強チートな付与術師の復讐劇  作者: クソラノベ量産機
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第二十八話 ノコに迫る魔の手

「さてと、さっさと用事済ませるかな。」


「ネダヤス、悪いが私らもこの街から離れた遺跡に用があるのだが。」


「別行動か?」


「そうなるね、色々と気になる点が有るし……で、あの連中は置いて来て良かったのか?」


「そうだな、俺一人の方が動き易いし観光くらい楽しませないとな。」


「観光ね、アタシ達は遊びで来てる訳じゃないんだけどね。」


「スペール、そろそろ行くぞ。」


「分かった、また後でな。」


「ああ。」


 俺は女性陣を残してコロシアムに向かう途中でセンシーとスペールに会い別行動をとる事にした。


「やはり居るな、フモト村での付与術師の気配と同じだな。 分身だからか頭の中身も低能らしいな、サクッと終わらせてマッスルをスカウトするか。」


 コロシアムの地下に潜ると付与術師の気配を消せていない人物を後ろから心臓を一突きすると何が起きたのか判らないといった表情を俺に見せ倒れるとあっさりと絶命した。


(妙にあっさりしているな、まあいいか。)


 一方、女性陣は途中でスナバッカの街の案内ガイドを見つけ街の魅力や観光スポットなどを案内してもらい人気の食事処で料理を待っていた。


「料理の準備が出来ましたので、どうぞ冷めない内にお召し上がりくださいませ。」


「わあ、美味しそう!」


「本当ですね、御主人様と一緒に食べたかったけど仕方ありませんよね。」


「そうですね、こんな豪勢な料理が出てくるとは思いませんでした。」


「ウチもダーリンにあーんしてあげたかったちゃ。」


「それ良いですわね、ワタクシも今度して差し上げましょう!」


「騒がしい奴らだな、だが神様に仕える姿勢は評価に値しよう。」


「「「「「「いただきます!!」」」」」」


 皆それぞれ皿に取り分け食べ進めていき、結構な数の料理が殆ど無くなり最後には飲み物が運ばれて来る。


「では、食事後にお口をさっぱりするレモネードは如何ですか?」


「いただきます。」


 レモネードを飲んだ皆は目がトロンとなり暫くすると全員眠ってしまい、それを見ていた観光ガイドはニヤッと嗤いノコだけを担ぎ何処かへと連れ去ってしまう。


(くく、まさかバブルが裏切っているとは思わなかったがチカック王国で召喚された勇者が上玉の女とはな。 目を覚ましたら、たっぷりと可愛がってやらないとな。)


「フウ様! その担がれておられるのが例の勇者ですかい?」


「ああ、良い身体してるだろ? お前達も随分と溜まってるだろうし皆で性欲を発散しようではないか!」


「おお! 流石フウ様分かってる!!」


「念の為、国から支給されたこの手枷を付けてスキルを使えなくしておこうか。」


「そっすね、油断は禁物っすからね!」


 何処か闇い地下の様な場所へと運んだフウはゲヒール盗賊団の一人でありツヨスギール王国と繋がりのある人物のようだ。 ノコを角部屋に運び降ろすと手枷を装着し舐め回す様に全身を見る。


「早く起きないっすかねフウ様!」


「さっき眠らせたばかりなんだから直ぐに起きる訳ないでしょう。 それに寝たままの女犯しても詰まらないでしょう?」


「え〜、せめて胸や尻を触るくらい許してくださいよ〜。」


「気持ちは分かるがオレより先に楽しむつもりかい?」


「あ、いえ……フウ様の後で良いので使わせてくだせえ。」


「分かれば良いんだ、あ〜早く犯したい。」


「ところでフウ様、何故他の女は運ばなかったので?」


「下手に多く運んでこの場所がバレてみろ、折角の秘密基地がパアになるだろうが!」


「成程、確かに危険な行為すね。」


 フウは足が付かない様に用意周到な性格であり、明らかにノコの身体を弄ぶ気でイヤらしい目付きをしていた。


 その一方でセンシーとスペールは砂漠地帯を暫く進んだ場所にある遺跡まで来ており調査をしていた。


「スペール、どう思う?」


「キナ臭いな、前は開いてた入口が閉じてるしこの辺りにはゲヒール盗賊団のフウが出入りしている情報があるんだけどね。」


「壊してみるか?」


「いや、止めておこう下手に遺跡を壊して何かしら呼び起こしかねないし今は放置するしかないね。」


「だな、やれる事も無いしネダヤスと合流するか。」


 数時間が経ち食事処で眠らされていた女性陣が皆目を覚ますとノコが居ない事に気付く。


「あ……れ……? ウチ、何時の間にか寝てたちゃ……?」


「ワタクシとした事が、店で寝てしまうなんて。」


「エイル様、どうされました?」


「ノコさんが居ませんよ!?」


「んん、騒がしいな……誰が居ないというのだ?」


「本当に居ませんね、何処へ行かれたのでしょうか?」


「ふむ、私達全員が寝ていたという事は答えは一つしか無いな。 睡眠薬を盛られたらしいな。」


「睡眠薬!? 何故そのような事を一体誰が?」


「決まっているだろう、狙いは勇者のノコだ!」


「つまり、ワタクシの国で召喚した勇者のノコさんに何かしらする目的で!?」


「そうとしか考えられん!」


「もし、そうでしたら早く見つけなければ! ノコ様に何かあったらネダヤス様に顔向けできませんよ!!」


「とはいえ、何処へ連れて行かれたのか皆目検討も付かんな。」


 女性陣はノコが連れ去られた場所を目撃した者は居らず、助けに行きたくても行けない状況に頭を悩ませる。


 そしてノコも丁度目を覚ましボーとした頭で周りを見渡すと下卑た笑みを浮かべる男達と観光ガイドが目に入って来た。


「やっとお目覚めの様ですね勇者さん。」


「え……、ガイド……さん…………?」


「くく、これは仮初めの姿ですよ。 料理はさぞ美味しく頂かれて嬉しく思います、ですので今度はオレ達ゲヒール盗賊団が貴方を性的に美味しく頂かせていただきますねえ♪」


「ゲヘヘヘヘ………。」

「グヒヒヒヒ………。」

「ゲヒャヒャヒャ。」


「………………?」


「おやおや、これはいけませんね〜まだ寝ぼけておいでで。 なら目を覚まさせて差し上げましょうかねっ!」


「…………っ!?」


 フウはノコの服を乱暴に掴むと勢いよくビリビリと破いていき、今自分の置かれている状況を理解したノコは悲鳴を上げ激しく抵抗する。


「いやあああああああああああああああ!!」


「その顔です! その顔が見たかったのです!! 羞恥と恐怖に歪む女の顔はいつ観ても興奮しますねえ!!」


「やめてやめてやめてやめてやめてやめて!!」


「いいえ、やめません! やめられる訳無いじゃないですか、こんな楽しい事!!」


 フウは更に服を引き裂きノコを下着姿にし、その上から胸部を鷲掴みにすると乱暴に揉みしだき身動きの取れないノコを押し倒し顔を両手で挟むとキスをし舌を中に挿入する。


「んむぅ……!? ん~~…………!!」


「じゅる、じゅむ………じゅるり…………。」


「ぷっ、けほけほ! やだ気持ち悪い!!」


「これだけで気持ち悪いとは侵害ですね、次はもっと貴方にとって気持ち悪い事が起こると言うのに耐えきれますかねえ?」


「いや…………。」


 フウの手がゆっくりとノコの肌を擦り股の間へと持っていかれるとその表情は氷付き涙を浮かべる。


「くく、良い顔ですね……勇者なのですから耐えてくださいよ? なんといってもオレの部下は10000も居るのですから貴方の身体で性欲を発散すれば指揮の向上にも繋がるのですからねえ♪」


「ひっ!!」

(助けて、寧田君!!)

次回助けて犯された後と犯される前、どっちの展開にするか悩みますね。

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