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経験値100億の最強チートな付与術師の復讐劇  作者: クソラノベ量産機
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第二十七話 貸し切り宿屋

 風呂場にて俺は裸のエイル、セワスル、ヒメル、アーチ、バブルに全身を洗われており、ノコはバスタオルを巻き先に湯船に浸かっていた。


「全く、神様より先に浸かるとは何様だ!」


「アーチ、ノコに嫌がらせすんなよ。」


「ですが!」


「アーチさん御主人様をお怒りになられてますよ!」


「そうですね、人嫌いなのは分かりますがネダヤス様を困らせないでください!」


「うぐ……。」


「そうちゃよヒメルもそう思うちゃ……ヒメル?」


 ヒメルはノコを湯船から上げると俺の眼の前へと連れて来ると赤面したノコはボソッと呟く。


「…………たい?」


「ノコ? 悪いよく聴こえなかった、今なんて言った?」


「だ、だから寧田君は……その……私の…………見たい。」


「あー、そりゃ見たいな俺だって男だしノコに興味はあるしな。」


「じ、じゃあ……。」


 ノコはバスタオルをパサッと落とし産まれたままの姿を俺に見せるとゆっくり両手で胸部を隠す。


「これで、お相子……だね。」


「いや、まだだな。」


「え……?」


「ノコ、お前かけ湯しただけでまだ身体洗ってないだろ?」


「え、ちょっと!?」


 俺はノコを引き寄せると自身に付いた泡を使い身体中を優しく洗っていくとビクビクと震えながら軽く抵抗するが本気では嫌がってないと判り全身をくまなく洗っていくと他の女性陣も加わり全員が身体を擦り合わせ楽しく洗いっ子していく。


「お、おい大丈夫かノコ?」


「うん、大丈夫………だけど……今は動かないで! なんか寧田君の……………になってるから!!」


「なんて?」


「だから動かないでってば!!」


 ノコを押し倒す形になっており互いの股が擦れ、今にも俺のが入りそうな状況で、更には俺の背中にはエイルやセワスル、脹脛にはヒメルやバブル、後頭部にはアーチが胸部を押し付け身動きが取れない状態になっている。


「あっ!」


「い、今先っぽが! お、お前ら離れろ! 動けないだろ!!」


「良いではないですか、ノコさんも満更でもないでしょ?」


「受け入れろ、神様の子を身籠れるのは滅多に無いのだからな!」


「ダーリン次はウチにお願いちゃ♡」


「私も欲しいです御主人様♡」


「ネダヤス様、よい機会ですので皆様とヤリましょう♡」


(駄目だ、全然言う事聞かねえ! こうなったら!!)

「ノコ、悪い……演技してくれ……」


「え、うん……分かった。」


 全く言う事を聞かない5人に対して俺はノコに演技をする様に耳元で呟くと察したのか直ぐに演技をし始める。


「あっ、凄い……寧田君の……が…………」


「やっと観念したか、神様も気持ち良さそうでなによりだ♡」


(本当は入ってないけど、中に出された様に振る舞えばいいのよね?)

「んっ、はぁはぁ……気持ち良かった……。」


「ノコさん、なんか不自然じゃありません?」


「確かに変ちゃ、ダーリンがこんな早漏な訳無いちゃ!」


(ヒメル余計な事言うなよ! 折角の演技が台無しになっただろ!!)


「そうですよノコ様、ネダヤス様との愛を育む時に演技とは失礼極まりないですよ!」


「御主人様と私も早く一つになりたいのにノコさん我儘過ぎです!」


「いい加減にしろ! 俺は一対一で誰にも邪魔されない状況で愛を育みたいタイプなんだよ!! ノコだって嫌がってるだろ、もう洗い流して上がるぞ!!」


 突然俺が声を上げたせいか、その場に居るノコ以外の全員がシュンとなりやり過ぎたと反省の色を顔にだす。


 そして俺とノコは一緒に風呂から上がり身体を拭き着替えると部屋へと入る。


「ごめんなノコ、あいつら言う事聞かなくて。」


「ううん、寧田君は悪くないよ……それに一緒にお風呂入ったの小さい時以来よね? なんだか昔思い出して新鮮な気持ちにもなれたから。」


「そうか。」


「ねえ、寧田君。」


「何だ?」


 ノコは俺の顔を上目遣いで覗き込み、小さく艶やか声で呟く。


「……する?」


「え?」


「なーんて冗談よ、あはは気にしないで。」


「何だよ脅かすなよ。」


 ノコの悪戯に笑う姿を見てドキッとするが今は次に仲間に引き入れるマッスルの事を考える、


「ふふ、寧田君の顔赤いよ。」


「誂うなよ……。」

(とはいえ、マッスルの所在は把握してはいるが普通に忍び込むだけじゃ仲間に引き入れられそうにないな。 ん、待てよ確か未来の方ではヤケに食に執着していたな。 フッ、なーに簡単な事じゃないか食い物を用意してやればいいだけじゃないか。)


「寧田君大丈夫? さっきさら怖い顔して。」


「ああ、何でもない他の皆が入りづらそうにしているからな。 どう声を掛けるか悩んでいただけさ。」


 キィ……とドアが開くと申し訳無さそうな表情を浮かべる5人が入って来て俺の前で土下座してきた。


「す、すまない神様の言う事を聞かなかった私にはどうか罰を与えてください!」


「ワタシも反省してます、ですのでどうか捨てないでください!」


「御主人様の命令でしたら何でもしますから嫌わないで!!」


「ダーリン、ごめんなさいちゃ!」


「皆様から謝る作法とお聞きしました! どうかワタクシの様な下民がネダヤスさんの自由な意志を蔑ろにしてしまった事をお許しください!!」


「なら、一人ずつ正座して並べ。」


「「「「「はい!!」」」」」


「寧田君、私はそんなに気にしてないから。」


 ノコに静止されるが、この5人はまた何をしでかすか判らない為順番に頭をコツンと叩いていく。


「か、神様? まさか罰はこれだけなので?」


「ああ、次は無いからそのつもりでな。」


「「「「「……………」」」」」


「返事は?」


「「「「「はい♡」」」」」


「なんだかんだ言って寧田君は優しいよね。」


「別に俺は優しくねえよ、これから先には何人か殺さないといけなくなるからな。」


「寧田君、本当に殺人しかこの世界を救う道は無いの?」


「相手次第だな、殺すって行為をするなら自らも殺される覚悟が無いならやるべきじゃない。」


「そう……だよね、寧田君変わったよね。」


「もう寝るぞ、明日はコロシアムに言ってスカウトしたい人物が居るんでな。」


 俺は床に寝転びベッドを女性陣に譲るが何故かノコも俺の隣に寝転び皆で布団を被り寝る事になった。

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