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経験値100億の最強チートな付与術師の復讐劇  作者: クソラノベ量産機
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第十話 盗賊団とチカック城の姫

 悲鳴のした方へと向かうと数百人の盗賊に囲まれた翼の生えた馬が馬車を引き、左右へと走り抜けようとするが盗賊の数が多く立ち往生していた。


「数が多いな、どうする?」


「どうするって様子を見るしかないだろ、あの数だ下手に手を出したら姫様に危険が及ぶ!」


「か、隠れろ!」


「ん?」


「どうかしたか?」


「いや、さっき底に誰か居た気がしたんだが。」


「なんだよ虫じゃねえか、脅かしやがって。」


 咄嗟に服をセンシーに引っ張られ近くの草叢に隠れさせられ、盗賊達の様子を見る事になる。


「へっへっへ、身代金で大金持ちだぜ!」


「むぐっ、んんんー!!」


「けど良かったのか? ボスに黙って100人も連れて馬車襲ってよ?」


「ボスだって言ってたろ、結果良ければ全て良しってな。」


「それもそうだな、報告させる為に兵士は半殺しで済ませてるもんな。」


 盗賊が馬車から桃色のドレスを着た金髪の長髪で蒼い瞳をした綺麗な肌艶の控えめに膨らんだ胸をしたスタイルの良い女性が引き出され猿轡をされるのが見えた。


「なあ、俺もう我慢出来ねえよ! こんな美人を眼の前にして何もしないなんてよ?」


「!?」


「そうだな、服を破るのが好きな奴も居ると思うが今は触るぐらいにしておけよ?」


「やりい!」


「んんんー!! んんんんんんー!!」

(いや、誰か助けて!!)


 盗賊の一人が姫を後ろから太腿を持ち上げ股を大きく開くとスカートの裾を上げられ純白のパンツが顕となり左右からは服を上げられパンツと同じ色のブラが見え、それをずらされて乳房が晒されると胸を揉みしだかれる。


「グヘヘ、ちと姫様の味をみてみるかレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ。」


「んんんんんんー!!」


 盗賊の一人が姫の頬に顔を近付け唾液を出しながらベロベロと舐め回す。


「汚えな、気持ちは分からなくもねえけどよ。」


「げへへ、もう限界だ! 姫様が悪いんだぜ、こんなエロい身体してるんだからな!!」


「んんんー!!」

(いやああああああああああああああああ!!)


「あ、ズルいぞお前!」


「速いもん勝ちだ、終わったら犯らせてやるから待ってな!」


 盗賊の一人がズボンを降ろし、涙目の姫のパンツをずらすと下卑た笑みを浮かべ腰を近付ける。


「ヒャッハー! 姫様の初めてもーら……ギャバッ!?」


「な、何だこの伸びてきた物は!?」


「何処のどいつだ、一人として歯向かう者の居ない我らゲヒール盗賊団に手を出すのは!?」


「居るさ、ここに一人な!!」


 俺は盗賊達の非道な行いに我慢出来なくなり草叢から飛び出すとスライムパンチを繰り出しズボンを降ろしていた奴の顎にクリーンヒットさせ、宙に舞わせる。


「あの馬鹿! ゲヒール盗賊団には手を出してはいけない事を知らないのか!?」


「加勢するか?」


「いや、様子を見よう。 エイルとセワスルを人質に取られる可能性がある。」


 センシーとスペールは二人を気遣い、俺に盗賊退治を任せる事にした。


「この野郎、良い子ちゃんぶりやがってゲヒール盗賊団の恐ろしさを得と味わうが良い!!」


「ヒャッハー! レベル40の数の暴力に何時まで耐えられるかな!!」


 多勢に無勢と言った感じに何人もの盗賊がナイフ片手に俺に飛びかかり一斉に襲いかかるが身体にナイフが刺された瞬間、俺は身体グニャッとし刺してきた数人の盗賊を弾き飛ばす。


「効かないねえ、スライムだから!!」


「「「うわあああああああああああああ!!」」」


「何やってる! たかが一人に怯むな!!」


「こ、この野郎舐めやがって!!」


「これならどうだ? ドラゴンをも掠り傷が付いただけでも即死する猛毒を塗ったナイフだ、幾ら刃物が通らなくてもこいつなら効くだろう?」


「やってみろよ、直ぐに無駄だと分からせてやるよ!」


「喰らいな! 毒々ポイズン猛毒アタック!!」


 盗賊に腹部をナイフで二人刺されるが再び弾力の有る人間の身体には刺さらず、そのまま遠くまで腹に力を入れ膨らませて吹っ飛ばす。


「なっ、効かないだと!? うわあああああ!!」


「もう終わりか? 次は俺から行かせてもらうぜ!」


「!?」


「連続スライムパンチ!!」


「「「うわあああああああああああああああああ!!!!」」」


 俺は腕から枝分かれした無数の腕を生やし盗賊達に腕を振り抜き連続でパンチを繰り出すと当たった者達が宙を舞い地面に倒れ気絶していく。


「こ、こんなの勝てる訳ねえ! 逃げろおおおお!!」


「てめーら何処行きやがる! チッ、たかが人間一人に尻尾巻いて逃げるとは。」


「残りはお前だけだ、レベル差が幾らあろうと俺は負けねえぞ!」


「く、くくく……そんなにオレのレベルが知りたい様だな。 なら教えてやるよ……オレのレベルはなんと48だ!!」


「なっ!? レベル48だと!!」


 眼の前のリーダー各の赤髪で短髪の男は、なんとレベル48もあり苦戦を強いられる事が予想される。


「更に、ゲヒール盗賊団二番隊隊長の恐ろしさを見せてやろう。」


「この臭い……油か……?」


「そうだ、誰もが知る火炎のヒート様とはオレ様の事だ! ヒャアッハー!! 熱っついぜ、熱っついぜ! 熱くて死ぬぜ!! ヒャーハハハハハハハハ!!!!」


 ヒートは自らの身体に油を浴び松明に火を灯し全身が火達磨になる。


「な、何やってんだこいつ!? 気でも狂ってんのか!?」


「ギャハハハハ! 更に出て来なサラマンダー!!」


(何だあのボール!?)


 燃え盛るヒートは紅白のボールを取り出すと眼の前に投げると中から巨大な全身が燃えている蜥蜴を召喚する。


「このボールで捕まえたモンスターは捕まえた者の言う事を何でも聴く配下となるんだよお!! 行けサラマンダー!!! ファイアブレスだ!!!!」


「サラ……マンダー…………!!」


「!?」


 サラマンダーは大きく生きを吸い込むと火炎を俺に向かい吐き出すと周囲に黒煙が上がる。


「ヒャハハハハ! 良いぞサラマンダー!! 跡形もなく消え去りやがった!!」


「こんなもんか……。」


「な、なん……だと……!?」


 俺はサラマンダーのファイアブレスを吸収し、全身が燃え盛る人型のファイアスライムへと変貌し黒煙を払い姿を現す。


「次は俺の番だな。」


「ま、待て! 何故生きてる!? まさか人間じゃないのか!?」


「違うな、俺は超人だ! 喰らえ、バックドラフト!!」


「お、覚えてやがれええええ!!」


「サラマンダー!!」


 ギュンと力を込めた右手をサラマンダーにぶつけ、ヒートへと飛ばすと拳を大爆発させると空の彼方へと飛んでいきキランと星になる。


「た、助かりました……貴方は……?」


「俺はネダヤス、正義の味方だ。」


 その場にへたり込む姫様の頭を撫でて落ち着かせると俯き頬を染める。


「わ、ワタクシの名前はヒメル・チカック、チカック王国の姫です。 お礼がしたいのでチカック王国へ来ていただけますか? そちらに隠れておいでの方達も共に。」


「ああ、そのつもりだ。 エイル兵士達を回復させてやってくれ。」


「はい、御主人様ヒール!」


 ヒメル姫を助け兵士をエイルの回復魔法で全回復させると共に馬車へと乗り込むと馬車は翼の生えた馬が宙へと浮きチカック城へと護衛兵を残し飛んで行く。

エイルのステータス


エイル・オウエン

レベル100

命︰B

魔︰S

攻︰F

防︰F

速︰F

取得魔法︰ヒール


 奴隷市場にて悪徳貴族に飼われそうになるところを救う、その後ネダヤスを御主人様と慕う様になり言う事を何でも聴く大人しくて清楚な巨乳で栗色の長髪が魅力的な女性。

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