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ちゃんと恐がっていよう

作者: 朝焼 悠
掲載日:2022/02/12

ずっと

傷つけられる側

置いていかれる側だと

勝手に思い込んでいた


実際

弾き出されて

蹴り落とされて


僕以外の人からすれば

知ったこっちゃないって

話になるんだろうけど


とても苦しかった

未だに克服できない恐いものばかりで

どうにか漕ぎ着けて

でも漕ぎ着けたこと

当たり前なんかじゃなくて


だから僕は

できるだけ

人を傷つけたくない

苦しかったり

悲しい気持ちに

させてしまいたくない


甘いんだけど

甘すぎるんだけど


ずっと僕は

傷つけられる側

置いていかれる側だと

思っていたんだ


でもそれは

自分を守りたいだけ

だったのかもしれなくて


人と顔を合わせている以上

言葉を交わす以上

自分の意図とは

関係ないところで

誰かを傷つけたり

時にはぶつかり合ったり


そんなこともあるんだって

気づいてから

また僕には恐くて仕方ないものが

一つ増えて


俯いて

誰とも目を合わせずに

口を開かないのが

一番良い方法だと

また思ってしまいそうになる

心を閉じて

すみませんとごめんなさいを

繰り返すのが一番だと


そんなこと

もうこれ以上

続けたくなんてないのに


難しいな

できる限り誰かを傷つけたくない

でも人を拒むのはきっと間違い


僕にできることは

ちゃんと恐がること

こんな

弱くて情けない

自分でも

誰かを傷つけてしまう可能性があるってこと


意識し続けるのは

とても難しいけれど



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