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なぜ、マルス(ファントム)は強いのか

なぜ、ブルーライトニングのなかで、マルスが圧倒的に強いのか。ガバメントの開発したテロロボットが苦も無くダグラスのロボットに破壊される背景事情です。ジム・ダグラスの要請から始まるJシリーズの開発史を描く小説も書いてみたいですね。

 マルスはガバメントの戦闘用ロボットに対し、圧倒的な強さを見せていま

す。これは、ダグラスがガバメントの殺人破壊用ロボットを倒すために総力を

あげて開発した結果です。

 連邦歴111年、ガバメント社の軍事需要の独占と、その開発するロボットの

危険性を鑑み、ダグラスの経営者「ジム・ダグラス」はスミス、敷島、上原に

対しガバメント社のロボットの攻撃から人間を守るロボットの開発に着手する

ように要請します。これが先進技術適用試作体シリーズ、通称「Jシリーズ」

と呼ばれるロボット群です。これはダグラスの最優先開発プロジェクトとして

位置づけられ、投資が行われました。

開発の過程で、アンドロイドならば、より強く人間を守るだろうというスミ

スの仮説に基づき、J-3のフレームを活用してスーパーアンドロイド「ソレイ

ユ」が作られました。図らずも、ロボットの展覧会で暴走したガバメントのロ

ボットを、ソレイユが制圧(破壊)したことから、スミスの仮説が裏付けら

れ、ファントムはアンドロイドを中核として組織されるようになります。

 しかし、アンドロイドに比べ、性能を上げやすいメタロイドとアンドロイド

の性能差は広がる一方でした。ファントムの主力ブルー、そしてレッド、ブラ

ックはかろうじてアンドロイドの管制を受け入れていましたが、精鋭部隊であ

るライトニングはアンドロイドの管制を受け入れることはありませんでした。

そこで、従来のアンドロイドを超える、圧倒的な能力をもつ「マルス」の開発

が進められ、もくろみ通り、ライトニングはマルスをマスターとして迎えま

す。そして、副次的に玲子をもマスターとして認証するようになりました。

 一方、ガバメントは世界の軍需を独占しているという慢心から、開発に対す

る投資を怠ってきました。連邦歴116年に圧倒的な性能を誇ると言われたガバ

メント社のドラグーンが、ローウェル社のタイタンシリーズに完膚なきほどに

敗北したことから、ガバメント社は急遽、新型ロボットを投入しますが、そも

そもが従来技術の焼き直し程度であったため、ダグラスとローウェルのロボッ

トに対抗できなかったのが現実です。


先進技術適用試作体シリーズ

 ダグラス社の先進技術を投入した戦闘用ロボットの試作体シリーズ。ガバメ

ントのロボットとの戦いで優位に立つことを目的に開発されている。ガバメン

トのロボットを圧倒する性能は、そもそも、そのために開発されているロボッ

トだからである。


J-1(ジェイワン)

 先進技術適用試作体シリーズの先鞭を切った最初のモデル。大柄な人型サイ

ズであり、大出力を誇りながら、リンク2を搭載し、指揮管制能力にも優れ

る。特筆すべきは二組の人工脳を持ち、片方は常にバックアップとして控えて

おり、一つの人工頭脳の寿命がつきても、バックアップはすぐさま記憶と経験

を受け継ぐことができることである。ジェイワンの最初の人工脳の一つは、別

の個体に埋め込まれ、記憶と経験を受け継がせており、以降、最新型の人工頭

脳が埋め込まれ、記憶と経験を継承させている。プレスト海軍の情報システム

がリンク3にバージョンアップしたのをきっかけに、ジェイワンもリンク3に

バージョンアップしている。同型は指揮管制ロボットとして少数配備されてい


Jー2(ロビー)

ハイパワー、多機能を追求したジェイワンに対し、機動性を追求して作られた

のがJ-2である。普通の大人のサイズで、パワーではジェイワンに劣るもの

の、機動性ではジェイワンを圧倒、1号機ロビーは、ファントムの先鋭、ライ

トニングを指揮し、量産型は、海軍の戦闘用モデルとして採用されている。ロ

ビーは、後継機J-4の配備により、予備役となり、敷島家の警護をかねて、家

事用ロボットとして余生を送っている。ロビーは退役したが、ファントムの主

力モデルである。


J-3 フラウ

アンドロイドの駆動系試作モデルとして、開発され、その基礎フレームはソレ

イユやニーナ、ノーマなどのアンドロイドに引き継がれている。体格は子供サ

イズで、小柄な分、機動性能はJ-2より優れ、J-1タイプとのハイローミック

スで配備された。新型J8モデルの採用で、生産を終了。救難・警備の方へ異

動した個体も多い。ソレイユやニーナはフォースモーターを持たないが、Jー3

の設計を簡略化しただけで、J-3はフォースモーターを内蔵し、飛行性能を持

っている。1号機はジェイワンとともに、ソレイユの補佐をつとめていた。


J-4 ゼム

高機動制御システムをもつ高機動モデル。Jー2よりも少し大きいが、J-1ほど

ではない。マルスに使われている技術の総合実証機でもある。いわば、マルス

の兄弟機。ライトニングファントムの指揮官ロボットとして少数が配備されて

いる。


J-5 クラブマン

地上・水中用メタロイド。1対の大きなはさみのような腕、2対の小さな腕、

2対の足を持つ。ライトニング所属だが、水中戦と地上戦の時に戦力に組み込

まれる。J-4に及ばないものの、見かけによらず機動性能が高い。はさみ状の

手はフォースフィールドをまとわせて対象物を切断破壊できるため、潜水艦の

メインタンクを破り、撃沈することもあった。


J-6 

J-2をベースに有人兵器の無人化のため、制御能力を高めたモデルで飛行能力

などは持たない。警備用や艦内乗組員として大量に配備された。製造コストと

運用コストが安価なため、高い戦闘能力を求められていないレッドファントム

にも配備されている。専用のバックパックを取り付けると飛行能力を持つ。


J-7

Jー2をベースにリンク3と強力なフォースモーターを採用し、飛行能力を強化

したモデル。バックパックによる限定された飛行性能では対応できない特殊部

隊に採用されている。ライトニングファントムに配備。ローウェルインダスト

リーでライセンス生産されており、輸出されている。


J-8

ルーナの基本フレーム試作型。J-3の置き換えて配備された。J-9と比べ、中途

半端な性能になってしまっているが、J-3のオプションが使えるため、配備が

進められている。


Jー9

マルスの基本フレーム試作型。圧倒的な機動性能を持つため、小柄ながら評価

は高い。ライトニングファントムの主力として活躍した。ローウェルインダス

トリーで量産され、輸出もされている。


Jシリーズと関連事項の年表


109年

ダグラスの経営者ジム・ダグラスが先進技術適応試作体シリーズの開発を命じ

る。開発プロジェクトの目的はガバメント社が作る殺人破壊ロボットとの戦い

で優位を保てるロボットを開発すること。人間の盾となり守護者となり得るロ

ボットの開発であった。


110年

J1~3開発、J-2の大量生産とJ-3をベースとしたスーパーアンドロイドの開発

に着手。

プレストシティ政権交代

民間ロボット部隊 ファントム結成

ブルーファントムおよびライトニングファントム実働開始


ブルーファントム

 ジェイワンを中心とした戦闘用ロボット群、数をそろえるため、旧型のロボ

ットとJ3タイプのロボットを寄せ集めた構成になっている。


ライトニングファントム

 J2タイプのみで構成された精鋭部隊

 

111年

新政権が海上戦力を防衛軍から分離、プレスト海軍を結成する。

ファントムが正式に海軍のロボット部隊に組み入れられる。

レッドファントム、ブラックファントムが追加結成


112年

玲子12歳

J-4開発

アルトシティテロにより、玲子は家族を失う。

玲子は敷島に引き取られプレストシティへ

ロビー退役

ローウェルアルト支社で開発されていたドルフィンとブラックタイタンはロー

ウェルフォルテ本社で継続開発され完成した。

ソレイユ誕生

ソレイユショック

ダグラスとローウェルが技術提携を結ぶ


113年

玲子13歳

ソレイユ、ファントムの総司令に任命

J-5,6開発

ブルータイタンロールアウト


114年

玲子14歳

J-7開発

第7艦隊実働開始

プレスト海軍情報局にオルソンが招聘され、少将として赴任。情報局トップとなる。


115年

玲子15歳

Jー8、Jー9開発

比較審査により、高性能戦闘用アンドロイドにはJ-9のフレームを使用することが決まる。

空母ジュノー配備


116年

玲子16歳

ルーナ、マルス開発

プロメテウスロールアウト



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