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動物にインタビューする番組


「こんにちは。UETVアナウンサー、有坂です。本日はここ『上の原動物園』で取材ができるという事なので、早速インタビューの方を始めていこうと思います」


「では、まずはライオンにインタビュー

していきましょう」


「ライオンさんは…………。

えー……、あ、いましたね」


「あのー……すみません……。

ライオン様でお間違(まちが)いないでしょうか?」



ガオーッ! ガルルルル……



「えー動物園のことについてお(うかが)いしたいの

ですが……」



ガルルルル……



「取材のご協力ありがとうございます。

では現在、こちらのエリアでは飼育員さんが

いらっしゃらないとの事なのですが、

安全性の方は大丈夫なのでしょうか?」



ガルルルル……! ウーーッ



「なるほど……、そういう事でしたか」



ガウ………ウーーッ……



「え? あ、ここのエリア以外には一応飼育員さんがいらっしゃるんですね。教えていただきありがとうございます」


「では、次のエリアに行きましょう」



「えー、次は……」


「ゾウさんと飼育員さんですね」


「では、ゾウさんにインタビュー

していきましょう」


「……すみません、お伺いしたいことが

あるのですが」



パオーーン



「あ、私ですか? UETVの有坂です。

本日は取材の方に参りました」



パオーーン!!



「え、あー取材だめですか……。

お忙しい中大変申し訳ありません……」



パオーン



「では、次のエリアに向かいましょう」



「あのーすみません……、ニホンザルさんで間違いないでしょうか?」



ウキーー



「取材をさせていただき……」



ウキキ



「あ、ありがとうございます!

では、早速質問させていただきます。えー、サルはよくバナナを食べているイメージがあるのですが、実際のところどうなのでしょうか?」



ウー……

ウキキウキウキキキキ



「なるほど……。ちなみにそれは週何日くらいのペースで食べているのでしょうか?」



ウククウココ



「ほー……。 週八日ですか……」



ウクククコウコウキキ



「はー寿司も食べられているんですね。

教えていただきありがとうございます」


「ここでは、サルの意外な生態(せいたい)について知る事ができました。次のエリアにいきましょう」



「次は最近なにかと耳にする、アファレンスオオトカゲさんにインタビューしていきます」


「お、いましたね……」


「あのーすみません。UETVのインタビュー参りました……」



グォーーガガガゴー



「ありがとうございます。

では、早速取材の方を始めさせて頂きます。えーまず初めに、動物園の中で一番人気だと思う動物はなんでしょうか?」



グギョオオクガァァアガ



「なるほど、やはりそうですか……。

世代を問わず人気ですからね〜。

次に、動物園で必ず見るべきだと思う動物を教えてください」



ゴガゴンガググギガガギゴゴガグゴギンゲン



「確かにみんな中々人気ですね……。

やはりカブトムシ系は見るべきですか?」



グググ



「ほー南側がカブトムシのエリアですか、

ありがとうございます」


「次はカブトムシのエリアに向かいます」



「ここがカブトムシのエリアのようですね」



ブブフブ



「お、これは美しさを誇るコーカサスオオカブトさんですね」



ビビビビ



「それと、こちらは重量級のエレファスゾウカブトさんになります」



オマエハホントウニツカエナイヤロウダ……



「……!! この方はアファレンスオオトカゲさんが紹介していた、ワルグチバカリオオカブトさんですね!!」


「すみません。ワルグチバカリオオカブトさん。あのーUETVの取材をさせていただきたいのですが……」



カエレェ……



「ありがとうございます。

早速質問なのですが今、何をされてるのですか?」



ダマレカエレ……



「おー、それはカブトムシがあまりしているイメージがないのですが……。実際の所どうなんでしょうか?」



シバクゾカエレ……



「……それってつまり、カブトムシの常識が全部ひっくり返ることになりませんか……?」



ソノクチフサゲヤァ……



「え? まさか、ドラゴンもそうされているんですか?」



クソヤロゥ……



「なるほど……ありがとうございました」


「次はドラゴンのエリアに向かいましょう」



「ここ……ドラゴンのエリア……現……在の気温……は五九度に……なります……」


「こ、ここの……エリア暑……すぎ……て……」



グワァァァァアア!!!



「う……うわ〜……ドラ……ゴン……さん……だ」



グゥゥウウワァアア!



「しか……し……こ……こで(もだ)えている場合では……」


「取材…………を……」


「取……材を……」


「うっ……はーーっ……ふーーっ……すーーっ」



ギャォォオオオ!!



「うっ……UETVの有坂です、本日は取材に参りました」



グルワァアア……グザイ?



「いえ、具材……じゃないです……取材させていただきたいのですが……」



グルルルル……グッ



「ありがとうございます……早速質問なのですが、この暑さでドラゴンさんは大丈夫なのでしょうか?」



ア、ダイジョウブッスヨ



「!!? しゃ……(しゃべ)れるんですか……?」



アーウンフツウニシャベレルゼー



「これは(おどろ)きでした……ちなみにほかのドラゴンも喋れるのですか……?」



マアシャベレルデショ

ドラゴンドウシナラシャベレナクテモトクニモンダイハナイ



「なるほど……。

今日は取材の協力をしてくださりありがとうございました」



イエイエ

マタナンカアッタラコイヨ!



「ありがとうございます。また機会があればよろしくお願いします」


「うっ……はぁ……」


「さ……て、次が最後の……エリア……となります……」


「では、最後に……………

人間の……エリアに……行きましょう」


これ書いてて自分でも何書いてるかわからなくなってきてました

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