表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺がゲームの中に入っちゃった  作者: カメカメ
16/46

16シーラ対キリングマウス

ギン、ギンッ


「いや、はっ」


『ヂュ』


快斗が応援に行ってから、シーラはキリングマウスとギリギリのやり取りをしていた。


やっぱり、快斗さんをこいつから引き離して良かった。

快斗さんには申し訳ないけど、人を守りながら相手できるモンスターではない。


『ヂュー』


ブンッブンッ


キリングマウスが、手を交互に振り回して攻撃してくる。


こいつは、図体があるも中々に動きが素早いので、攻撃を避けてばかりいると、いつの間にか壁際に追い詰められ、逃げ場をなくしやられてしまう時がある。


「はぁ!」


シーラは、短剣でキリングマウスの足を切りつけた。


ザシュ!


『ヂュヂュ!』


「ちっ、あまり深くは傷をつけられない」


キリングマウスは、シーラにナイフで切られるも、硬い皮膚、体毛があるため深く傷をつけられない。


「でも、確実に効いてはいる」


押し切れると感じたシーラが、また攻撃に転じようとした時。


ズルッ、


「しまった!」


シーラは地面の水に足を取られてしまった。


『ヂュッ!』


ドゴォ。


「かはっ」


その隙を見逃さずキリングマウスは殴り付け、シーラはドカッと壁にぶつかり、ずり落ちる様に倒れた。


「ぐ、う」


『・・・』


キリングマウスは、痛みで体が自由に動けないシーラの下にゆっくり近づいていく。


そして、シーラの苦悶の表情を見、勝利を確信したキリングマウスは、さらにシーラを殴りつけ始めた。


『ヂュヂュヂュー!』


ドスッ


「ゔっ」


ドスッ


「あぐっ」


ドスドスッ


「く、うぐ」


『・・・、ヂュー』


嬲るのを飽きてきたキリングマウスは、止めを刺そうと、爪を立ててシーラへ近づいて行こうとした時、キリングマウスは何かに気付いた。


しかし、辺りを見回しても異常は無い。

と、思った瞬間。


「俺の仲間に何しやがんだ!」


暗闇の奥から声と共に、石が凄い音を立ててキリングマウス向かって来た。


『ヂ』


ドゴォ!


石が当たったキリングマウスは、水切りの石の様に2回跳ね、下水の水に沈んだ。

書いていると、色んな言い回しがある事に気付くも、どの言い回しが正解かは分からない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ