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俺がゲームの中に入っちゃった  作者: カメカメ
10/46

10またなミュリの村

魔族の襲撃から数日後。


村人達は、城から派遣された兵士達と救護班の人達の活躍により、生きていた者は回復して動ける様になっていた。

魔法凄いな。


その後、城の兵士達は一旦城に報告すると言い帰って行った。


俺はというと。


「もう、出て行かれるんですか?」


アリアは、少し寂しそうに俺に言ってきた。


「はい、俺にはやる事があるんで。それに、村も落ち着いてきたみたいですし」


俺は俺でやる事が、魔王を討伐しなくてはだしな。


「寂しいです」


アリアが上目遣いで見てきた。


あれ、イケんじゃね?これはアリアさんワンチャンあんじゃね?


大体、魔王討伐したって戻れるかどうか分からないし、何ならこっちの世界の方が俺輝いてんじゃん!

よし、魔王討伐辞めよう。


「せっかく、同じくらいの歳の話し相手が、出来たと思ったんですけど」


魔王、首を洗って待ってろ!



「また、近くに来たら寄って下さいね!待ってますから」


「そうだぞ、必ず寄ってくれよ!ありがとなー!」


アリアはお父さんと一緒に手を振って見送ってくれていた。


「はい!必ず寄ります。じゃあ」


俺も手を振り返し、村から離れて歩いていく。


それから数時間経って歩いていると、開けた草原に着いた。


「おー、良い景色だ。日本じゃ中々見られない光景だぜ。よしっ、ここいらでアリアさんから頂いたお弁当でも食べるかな」


俺は、お弁当を広げてもう一度前を見た。

うん、やっぱり広いな。

一面、草原の景色を見ながらのお弁当は格別だろうな!


「頂きます!」


さっそくお弁当を食べようとした時。


「お、美味しそうですね。ひ、一口食べたいなーなんて」


「うおっ!」


後ろからいきなり女が現れ、顔を俺の肩に置きお弁当を見てきた。


だ、誰?




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