非常用リュック
「停電の練習をしよう。」
お盆休みに旦那と突然、停電の練習をした。
電気を消して、冷房を消して。
まずアロマキャンドルに火をつけて、ランタン(充電済み)をつけて、部屋を明るくした。
晩ごはんを食べた後でやることがなく、ただまったり過ごしただけになってしまったが、やって良かったと思う。
アロマキャンドルはとても良かったが、黒柴のぬいぐるみ(はしば3匹)が燃えたら大変だなと思い、すぐに消した。
私と旦那は、黒柴のぬいぐるみ(はしば3匹)をとても大事にしている。
寝る時はベッド、起きた時はソファーに運んでいる。
生活を共にしている感じだ。
「はしばって避難する時、持っていく?」と旦那に聞いてみた。
「…持っていく!」迷いながら答えた。
非常用リュックに入らないものは置いて行った方がいいんじゃないかな…?
そんな会話から、今度は非常用リュックの点検をしようということになった。
リュックの中身は主に水と食料。
あとは電池、ヘッドライト、ラップ、ボールペン、メガネが入っていた。
リュックがすごく重い…
(↑多分、水が重いんだと思う。)
そして気がついた。
着替え、タオル、歯ブラシ等のお泊まりセットみたいなものが全く入ってなかった。
リュックはパンパンなので、別に用意するしかない。
もしも避難する時があったら本当に大変だなと思った。
旦那に「避難する時に本当にはしば必要?」ともう一度聞いたら、今度は迷わず「絶対に持っていく!」と答えた。
愛されてるな、はしば。
避難生活、癒しは必要かもしれない。
万が一に備えて、避難する練習もしてみた。
旦那は背中とお腹に2つのリュックを背負い、はしばを1匹抱える。
私はリュック1つを背中に背負い、右手にくろまる、左手ににゃんぼうを持った。
避難の時に両手が塞がるの危ない気がする…
荷物多すぎる気がする…
大事な物が多すぎると避難は大変だ。
命より大切なものはないと思うけど、持っていけるなら持っていきたい物がたくさんあるのだ。
物より思い出を大切にすればいいと頭ではわかるが、気持ちがわかってくれない。
旦那と過ごす日々の中で大切にしたい物は増えていく。
それは減ることはないんだろうな、時間と共に比例して増えていくんだろうなと思う。
避難の練習で感じたのはリュックの重さがとにかくヤバイこと。
重くて、長時間は背負えないなと思った。
あとでリュックの中身をもう1度見直そうと思う。
冷静な時はあれもこれもと考えられるけど、本当に大変な時は何もできない気がする。
時々、避難訓練を家でやろうと思った。