表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

2024のお部屋

非常用リュック

「停電の練習をしよう。」


お盆休みに旦那と突然、停電の練習をした。


電気を消して、冷房を消して。

まずアロマキャンドルに火をつけて、ランタン(充電済み)をつけて、部屋を明るくした。


晩ごはんを食べた後でやることがなく、ただまったり過ごしただけになってしまったが、やって良かったと思う。


アロマキャンドルはとても良かったが、黒柴のぬいぐるみ(はしば3匹)が燃えたら大変だなと思い、すぐに消した。


私と旦那は、黒柴のぬいぐるみ(はしば3匹)をとても大事にしている。


寝る時はベッド、起きた時はソファーに運んでいる。

生活を共にしている感じだ。


「はしばって避難する時、持っていく?」と旦那に聞いてみた。

「…持っていく!」迷いながら答えた。


非常用リュックに入らないものは置いて行った方がいいんじゃないかな…?


そんな会話から、今度は非常用リュックの点検をしようということになった。


リュックの中身は主に水と食料。

あとは電池、ヘッドライト、ラップ、ボールペン、メガネが入っていた。


リュックがすごく重い…

(↑多分、水が重いんだと思う。)

そして気がついた。

着替え、タオル、歯ブラシ等のお泊まりセットみたいなものが全く入ってなかった。


リュックはパンパンなので、別に用意するしかない。

もしも避難する時があったら本当に大変だなと思った。


旦那に「避難する時に本当にはしば必要?」ともう一度聞いたら、今度は迷わず「絶対に持っていく!」と答えた。


愛されてるな、はしば。

避難生活、癒しは必要かもしれない。


万が一に備えて、避難する練習もしてみた。

旦那は背中とお腹に2つのリュックを背負い、はしばを1匹抱える。


私はリュック1つを背中に背負い、右手にくろまる、左手ににゃんぼうを持った。


挿絵(By みてみん)


避難の時に両手が塞がるの危ない気がする…

荷物多すぎる気がする…


大事な物が多すぎると避難は大変だ。

命より大切なものはないと思うけど、持っていけるなら持っていきたい物がたくさんあるのだ。


物より思い出を大切にすればいいと頭ではわかるが、気持ちがわかってくれない。


旦那と過ごす日々の中で大切にしたい物は増えていく。

それは減ることはないんだろうな、時間と共に比例して増えていくんだろうなと思う。


避難の練習で感じたのはリュックの重さがとにかくヤバイこと。

重くて、長時間は背負えないなと思った。


あとでリュックの中身をもう1度見直そうと思う。

冷静な時はあれもこれもと考えられるけど、本当に大変な時は何もできない気がする。

時々、避難訓練を家でやろうと思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 練習するなんてすごい! 備えは大事。避難用リュックの中には、2〜3個くらいコンセント差し口ついたタップがあるといい。ってのを友人がぼやいていた。 避難所で電気が使える場合、充電がコンセント…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ