ヒーロー
ゆふる「え、え?」
洸「火が燃え上がってる❗️❗️脱出するぞ❗️❗️」
ゆふる「何が、起こって、、?」
洸「なんで、こんな時に!」
俺はゆふるが放心状態だったため、ゆふるを担いで火の中に突っ込んだ。
悠莉ちゃんの母は置いていった。
熱い、、、熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い❗️
2人ともボロボロになりながら、家の外へ出た。
その時には家の全てが燃え上がっていた。
悠莉「私の居場所が崩れていってますよ。あはは、私、これからどうなるんでしょうか?w」
洸「悠莉、、何故、、、笑っているんだ?」
悠莉「あは、、あははははは!楽しいからですよ!楽しいから人は笑うんです。お兄さんはそんなことも知らないんですか?、、、今、私の手によって1人の人生を終わらしたんですよ。こんな面白いことがありますかww」
洸「待て、悠莉、、、お前。」
悠莉「え、なんですか、なんですか。」
洸「お前はーー」
ゆふる「待って、洸、私が、私に話させて欲しい。」
洸「分かった。」
ゆふる「悠莉ちゃん、、、、この爆発は君がやったの?」
悠莉「そうですね、3人だから、お得かなって。」
空気が凍る。
悠莉は本当に「悪い子だ。」
ゆふる「・・・・はは、じゃ、じゃあ、私は何もやってない人を、殺したの❓」
ゆふる「・・・・何が、正義だ。悪は、、私じゃないか。。。」
悠莉「そうですね、ゆふるちゃんは間違いなく、悪ですよ、他人に干渉しすぎなのです。」
ゆふる「ッ❗️❗️❗️❗️お前に❗️❗️何が、分かる❗️」
ゆふる「私は、私は、私は私は私は。。。生まれた意味などない存在である私は、、、さらに、取り返しのつかないことを。。。やってしまった。」
悠莉「じゃ、私は行きますね。」
ゆふる「待て❗️❗️❗️❗️」
ゆふるは涙ながらに、叫んだ。
俺たちはボロボロで動けない。
だから、悠莉が居なくなるのをただ、見てることしか出来なかった。
ー
つらい、つらいつらいつらい。
でも、死ねない、死ねないんだ。
あいつを殺さないと。。、
、でも、、あいつを殺しても、、それが、間違いかもしれない。。。
それが、もっと悪い結果に繋がるかもしれない。
もう、分からない。私にはもう、何も、分からない。
正義も、悪も、この世界の生き方も。
ただ苦しい。
死にたい❗️❗️❗️❗️でも、死ねない。
死にたいよ。めちゃくちゃ死にたい。
つらいつらいつらいつらいつらいつらい。
誰にも理解されないのがつらい。
私を、正義を、理解してくれないのがつらい。
私が何も理解できないのがつらい。
「・・・・私って、なんで死ねないっけ❓」
「正義が居なくなるからダメなんだっけ。いや、、違うよね。」
「私を必要としてくれる存在がいるからだっけ?そんな人、、いないよね。」
あれ?あれ❓❓『なんで私って、死んだらいけないんだろう。』
こんだけつらいんだ。死んだ方が、、楽に決まっている。
ゆふる「ねぇ、、あきら。。、。」
洸「どうした?」
ゆふる「私、、、疲れたから、ごめんね...」
洸「なんだ?、、、、まさか、ゆふる、死のうとしてるのか❓」
ゆふる『ごめん、ごめんごめん。ごめんなさい。本当に、、、悪く思ってる。』
洸は大きく息を吸った。
洸「うおおぉぉぉぉーーー❗️❗️❗️❗️」
ゆふる「うるさいよ。」
ゆふるの目が死んでいる。
洸「うん。」
静寂が流れる。
ゆふる「なんか、ちょっと締まり悪いけど、いくね。」
洸「うん。」
ゆふる『あはは、止めないのが、とても嬉しいよ。来世で出会えたら、仲良くして貰えると嬉しいな。』
ゆふるはナイフを出した。首にかける。
ゆふるは俺を見た。
そんな目で、見ないでくれ。助けを求めるような目で俺を見ないでくれ。
多分、奏音とゆふるは知り合いなんだろうね。
俺の苗字が天城だから、ゆふるはまるで奏音に助けを求めるように俺に助けを求めたんだ。
ーーー奏音、早く。ーーー
『違うよ、俺は奏音じゃない。』
『だから、ごめん、俺ではお前を救えない。』
だから、奏音が来なきゃ。。。
「っーーーーーー❗️❗️❗️❗️」
ゆふるは遂に目を逸らした。
洸「、、待って。」
ゆふるにはそんな足止めの言葉なんて聞こえない。いや、もしかしたら、わざと無視したのかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
死ぬ直前、私は見た。
そなたが遠い空からすっごい勢いで飛んできてるのを。
あはは、そなたが飛んでる。なにこれ。おもしろ。
そなたが飛べる訳ないよね。これは幻視、、かな。
、、、でも、幻視だとしても、私が見えているのはそなただ。
私はちゃんと、そなたのことが好きなんだ。
それが分かっただけでも、、、良かったぁ。
「だから、、、もう、いいんだ。」
そうだよ。たとえ、それが本物のそなただとしても、もう、いいんだ。
嬉しいんだ。君がいる、私がいる。そんな、気が、、する。
ただ、、それだけで、もう、私の夢は、叶ってしまう。
だから、
『『私の"夢"は空から、"降"ってく"る"。』』
『ありがとう。そなた。』
【【少女は今、確実に、少しは、救われた。】】
血しぶきが起こる。
同時に、首が捻り落ちる。
その後、奏音は泣きながら、死んだゆふるの前に降りてくる。
ー午後②ー
ー
奏音「あ、、あ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️」
奏音はゆふるの首が落ちる場面を見ていた。
奏音は絶望した。酷く、絶望した。
私の『ヒーロー』が死んだ。
私が、もっと、早く、着けていたら。。。
私が、もっと早く、ゆふるの身に危険があることを知っていたら。。。
ゆふるは死ななかった。。。
私は、ゆふるを救えていた。。。。
洸「そ、奏音?」
奏音「おにい。ゆふるをこうさせた原因の名前を教えて。」
私が殺さないと。
洸「え、いや。」
奏音「早く❗️❗️❗️❗️」
殺さないと。
洸「葉倉 悠莉。。。」
・・・
奏音「分かった。」
洸「でも、あいつはまだ、子供だ。まだ、更生させられる。それに悠莉はゆふるを直接、手をを下したわけじゃない。元々、死ぬつもりだったんだ。だから、、、奏音は嫌だろうが、俺はあいつを殺すまでは無いんじゃないかって思うんだ。」
奏音「え、、、ぁぇ、、ぇあ、、れ。。❓」
奏音の顔が一気に青ざめる。
洸「奏音?」
奏音「、、、おにい。、、いや、これは私のせいだ。、、でも、、でも!言うのが、、遅いよ、おにい。。もう、、、私、、殺し、、ちゃっ、、てる。」
洸「悠莉を既に殺した?」
奏音「、、、、、」
ー
正義って何?
私ってなんのために生きてるの?
『ヒーロー』も死んだ。
『私の正義に意味なんて、ないんだ。』
私に、、生きる価値なんて、、なーーー
洸「奏音❗️死のうとなんて思うなよ❓」
突然、大声で怒鳴られた。
奏音「死。。。。あぁ、死か。」
それも、あり?
洸「奏音❗️❗️❗️」
「パンっ❗️❗️」
私はおにいビンタされた。
奏音「え、、、い、、たい、、いたい、痛い痛い。」
奏音の頬はめっちゃ赤くなった。
私、今、おにいに、ビンタされた。
おにいが、私のこと、見てる。
おにいが、私のこと、考えてる。
おにいが、私を考えて、見て、行動してくれてる。
奏音「なんで、なんで、おにいは私のこと嫌いだったのに。」
洸「何言ってんだ?」
え、私は今、夢が、『叶った?』
洸「とりあえず、死ぬな、奏音。」
奏音「う、うん。死な、、ない。」
洸「、ほんとか?、絶対だぞ?」
奏音「う、うん、ぜ、絶対。」
洸「よし、!最悪の事態は防げたか。」
奏音「最悪の事態って何?」
洸「ん?それは、鈴夢が『封印から出ないこと』だな。」
奏音「あ、、、うん、そっか、、私が死なないで欲しいのって。。。」
洸「あぁ、奏音が死んだら鈴夢が封印から出てくるからな、死んで欲しくなかったんだ。」
奏音「あぁ、そっか。そっかそっか。そうだね。。。『そうだよね。』」
奏音「、、、ねぇ、、おにい、、ちょっと、話聞いてくれる?」
洸「え、嫌。」
奏音「あぁ、、、ごめん。じゃあ、、、しない。」
だから、これは、おにいには知られない、クリスマスイヴの真実の物語。
ー基本情報ー
天城 奏音
今は違うが、元々はおどおどしてるだけの女の子だった。
お兄ちゃんのことが好きだった。彩葉ちゃんのことも好きだった。ゆふるのことも好きだった。
その3人の中で、構ってくれた順にゆふる>彩葉>お兄ちゃんの順番で好き。
ゆふるにストーカーする。
身長144cm体重43kg
彼女には正義なんてない。
正直、彼女は気づいてないかもしれないが、好きとかもうどうでも良くて、ただ、自分に構って欲しいだけなんだ。
次回、最終話です。