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バケモノの理想郷  作者: ダルル
6/7

ヒーロー

ゆふる「え、え?」

洸「火が燃え上がってる❗️❗️脱出するぞ❗️❗️」

ゆふる「何が、起こって、、?」


洸「なんで、こんな時に!」

俺はゆふるが放心状態だったため、ゆふるを担いで火の中に突っ込んだ。

悠莉ちゃんの母は置いていった。


熱い、、、熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い❗️


2人ともボロボロになりながら、家の外へ出た。


その時には家の全てが燃え上がっていた。


悠莉「私の居場所が崩れていってますよ。あはは、私、これからどうなるんでしょうか?w」

洸「悠莉、、何故、、、笑っているんだ?」

悠莉「あは、、あははははは!楽しいからですよ!楽しいから人は笑うんです。お兄さんはそんなことも知らないんですか?、、、今、私の手によって1人の人生を終わらしたんですよ。こんな面白いことがありますかww」

洸「待て、悠莉、、、お前。」


悠莉「え、なんですか、なんですか。」

洸「お前はーー」

ゆふる「待って、洸、私が、私に話させて欲しい。」

洸「分かった。」

ゆふる「悠莉ちゃん、、、、この爆発は君がやったの?」

悠莉「そうですね、3人だから、お得かなって。」


空気が凍る。


悠莉は本当に「悪い子だ。」


ゆふる「・・・・はは、じゃ、じゃあ、私は何もやってない人を、殺したの❓」

ゆふる「・・・・何が、正義だ。悪は、、私じゃないか。。。」


悠莉「そうですね、ゆふるちゃんは間違いなく、悪ですよ、他人に干渉しすぎなのです。」


ゆふる「ッ❗️❗️❗️❗️お前に❗️❗️何が、分かる❗️」

ゆふる「私は、私は、私は私は私は。。。生まれた意味などない存在である私は、、、さらに、取り返しのつかないことを。。。やってしまった。」


悠莉「じゃ、私は行きますね。」

ゆふる「待て❗️❗️❗️❗️」

ゆふるは涙ながらに、叫んだ。


俺たちはボロボロで動けない。

だから、悠莉が居なくなるのをただ、見てることしか出来なかった。





つらい、つらいつらいつらい。

でも、死ねない、死ねないんだ。

あいつを殺さないと。。、

、でも、、あいつを殺しても、、それが、間違いかもしれない。。。

それが、もっと悪い結果に繋がるかもしれない。


もう、分からない。私にはもう、何も、分からない。


正義も、悪も、この世界の生き方も。


ただ苦しい。


死にたい❗️❗️❗️❗️でも、死ねない。


死にたいよ。めちゃくちゃ死にたい。

つらいつらいつらいつらいつらいつらい。


誰にも理解されないのがつらい。

私を、正義を、理解してくれないのがつらい。

私が何も理解できないのがつらい。


「・・・・私って、なんで死ねないっけ❓」


「正義が居なくなるからダメなんだっけ。いや、、違うよね。」

「私を必要としてくれる存在がいるからだっけ?そんな人、、いないよね。」


あれ?あれ❓❓『なんで私って、死んだらいけないんだろう。』


こんだけつらいんだ。死んだ方が、、楽に決まっている。




ゆふる「ねぇ、、あきら。。、。」


洸「どうした?」

ゆふる「私、、、疲れたから、ごめんね...」

洸「なんだ?、、、、まさか、ゆふる、死のうとしてるのか❓」


ゆふる『ごめん、ごめんごめん。ごめんなさい。本当に、、、悪く思ってる。』


洸は大きく息を吸った。

洸「うおおぉぉぉぉーーー❗️❗️❗️❗️」


ゆふる「うるさいよ。」

ゆふるの目が死んでいる。

洸「うん。」


静寂が流れる。


ゆふる「なんか、ちょっと締まり悪いけど、いくね。」

洸「うん。」

ゆふる『あはは、止めないのが、とても嬉しいよ。来世で出会えたら、仲良くして貰えると嬉しいな。』


ゆふるはナイフを出した。首にかける。


ゆふるは俺を見た。

そんな目で、見ないでくれ。助けを求めるような目で俺を見ないでくれ。

多分、奏音とゆふるは知り合いなんだろうね。


俺の苗字が天城だから、ゆふるはまるで奏音に助けを求めるように俺に助けを求めたんだ。


ーーー奏音、早く。ーーー


『違うよ、俺は奏音じゃない。』

『だから、ごめん、俺ではお前を救えない。』


だから、奏音が来なきゃ。。。


「っーーーーーー❗️❗️❗️❗️」



ゆふるは遂に目を逸らした。


洸「、、待って。」

ゆふるにはそんな足止めの言葉なんて聞こえない。いや、もしかしたら、わざと無視したのかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


死ぬ直前、私は見た。

そなたが遠い空からすっごい勢いで飛んできてるのを。


あはは、そなたが飛んでる。なにこれ。おもしろ。


そなたが飛べる訳ないよね。これは幻視、、かな。


、、、でも、幻視だとしても、私が見えているのはそなただ。

私はちゃんと、そなたのことが好きなんだ。


それが分かっただけでも、、、良かったぁ。


「だから、、、もう、いいんだ。」


そうだよ。たとえ、それが本物のそなただとしても、もう、いいんだ。

嬉しいんだ。君がいる、私がいる。そんな、気が、、する。

ただ、、それだけで、もう、私の夢は、叶ってしまう。



だから、



『『私の"夢"は空から、"降"ってく"る"。』』



『ありがとう。そなた。』


【【少女は今、確実に、少しは、救われた。】】


血しぶきが起こる。

同時に、首が捻り落ちる。


その後、奏音は泣きながら、死んだゆふるの前に降りてくる。


ー午後②ー



奏音「あ、、あ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️」


奏音はゆふるの首が落ちる場面を見ていた。

奏音は絶望した。酷く、絶望した。


私の『ヒーロー』が死んだ。


私が、もっと、早く、着けていたら。。。

私が、もっと早く、ゆふるの身に危険があることを知っていたら。。。


ゆふるは死ななかった。。。

私は、ゆふるを救えていた。。。。



洸「そ、奏音?」

奏音「おにい。ゆふるをこうさせた原因の名前を教えて。」


私が殺さないと。


洸「え、いや。」

奏音「早く❗️❗️❗️❗️」


殺さないと。


洸「葉倉 悠莉。。。」


・・・


奏音「分かった。」

洸「でも、あいつはまだ、子供だ。まだ、更生させられる。それに悠莉はゆふるを直接、手をを下したわけじゃない。元々、死ぬつもりだったんだ。だから、、、奏音は嫌だろうが、俺はあいつを殺すまでは無いんじゃないかって思うんだ。」


奏音「え、、、ぁぇ、、ぇあ、、れ。。❓」


奏音の顔が一気に青ざめる。

洸「奏音?」

奏音「、、、おにい。、、いや、これは私のせいだ。、、でも、、でも!言うのが、、遅いよ、おにい。。もう、、、私、、殺し、、ちゃっ、、てる。」

洸「悠莉を既に殺した?」

奏音「、、、、、」



正義って何?

私ってなんのために生きてるの?


『ヒーロー』も死んだ。


『私の正義に意味なんて、ないんだ。』


私に、、生きる価値なんて、、なーーー


洸「奏音❗️死のうとなんて思うなよ❓」


突然、大声で怒鳴られた。


奏音「死。。。。あぁ、死か。」


それも、あり?


洸「奏音❗️❗️❗️」


「パンっ❗️❗️」

私はおにいビンタされた。


奏音「え、、、い、、たい、、いたい、痛い痛い。」

奏音の頬はめっちゃ赤くなった。



私、今、おにいに、ビンタされた。


おにいが、私のこと、見てる。


おにいが、私のこと、考えてる。


おにいが、私を考えて、見て、行動してくれてる。


奏音「なんで、なんで、おにいは私のこと嫌いだったのに。」

洸「何言ってんだ?」

え、私は今、夢が、『叶った?』

洸「とりあえず、死ぬな、奏音。」


奏音「う、うん。死な、、ない。」

洸「、ほんとか?、絶対だぞ?」

奏音「う、うん、ぜ、絶対。」

洸「よし、!最悪の事態は防げたか。」

奏音「最悪の事態って何?」

洸「ん?それは、鈴夢が『封印から出ないこと』だな。」

奏音「あ、、、うん、そっか、、私が死なないで欲しいのって。。。」

洸「あぁ、奏音が死んだら鈴夢が封印から出てくるからな、死んで欲しくなかったんだ。」

奏音「あぁ、そっか。そっかそっか。そうだね。。。『そうだよね。』」


奏音「、、、ねぇ、、おにい、、ちょっと、話聞いてくれる?」

洸「え、嫌。」

奏音「あぁ、、、ごめん。じゃあ、、、しない。」


だから、これは、おにいには知られない、クリスマスイヴの真実の物語。


ー基本情報ー

天城(てんじょう) 奏音(そなた)

今は違うが、元々はおどおどしてるだけの女の子だった。

お兄ちゃんのことが好きだった。彩葉ちゃんのことも好きだった。ゆふるのことも好きだった。

その3人の中で、構ってくれた順にゆふる>彩葉>お兄ちゃんの順番で好き。

ゆふるにストーカーする。


身長144cm体重43kg

彼女には正義なんてない。

正直、彼女は気づいてないかもしれないが、好きとかもうどうでも良くて、ただ、自分に構って欲しいだけなんだ。


次回、最終話です。

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