第八話 フッ軽
絵文字使いたかったのに拒否されました。泣きました
「これから事務を任せるTbの大知くん!簿記1もってるから大体帳簿を任せることになるけどよろしく!」
「よろしくお願いします」
パチパチパチ
「神村副部長に帳簿系は任せてるから神村くんに引き継ぎしてもらって〜」
「了解です」
中学校はこういうことがなかったが、高校になってから事務システムができた。なんでも先生の仕事が増えないようにするためらしい。
「よっ、お前が来るとはびっくりだ」
「僕もびっくりしてます。何すればいいですか?」
「じゃあとりあえずこのお金一回数えてくれ。ミスなく丁寧に。時間を掛けてもいいから」
ペラッペラッ
「六万二千円で...小さいほうが940...62940円です」
「早いな。全部1000円札なのに。簿記でこんなことも出たのか?」
「んなわけないじゃないですか。親が百貨店勤務だったんで教えてもらっただけです」
「へぇ〜!後で教えてよ」
「まぁ時間があれば」
「じゃあ次にこれをエクセルに移してほしい」
「了解です」
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「終わりました」
「え?早かったな。10分くらいだろ?」
「えぇ。これでもMOS検も持ってるので」
「すげ。入ってきてくれてよかったぜ〜!」
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結局5時まで仕事をして帰ってきた。今日は八幡さんの初配信日なのに。
「八幡さんって七時からだっけ」
「そうだよ〜」
「じゃあ早めにご飯作っとくわ」
「はーい。私も同時試聴会だから一緒にご飯食べるね」
「おっけー」
俺の配信日は明々後日だから色んな人の初配信を参考にしなきゃいけない。だから早めに飯食ってPCでみなきゃいけない。
「俺の配信も同時視聴する?」
「その予定だよ〜。最近ちょっとずつ弟匂わせしてきたからそこでドッキリ的なやつをやろうかと思ってる」
「りょ」
それなら恥ずかしいことは言えない。ちょっと破廉恥なことを言おうかと迷ったが...
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「ようお前ら!α♧所属四期生の三城ハルキだ!」
---コメント---
なんかキャラの濃いやつが来たぞ?
ストリート陽キャっぽいな
ヒッ..キラキラしとる..
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「今日は初配信ということでファンの名前とかファンアートのタグとかを決めていくぜ!」
---コメント---
なんか真面目そう
意外と面白いかも
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「じゃあファンの名前から!みんな!どうする!」
---コメント---
は?
なんか事前に用意してた名前とかないのかよw
名前に城入ってるし従者とか!
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「配信初める前に起きたから何も考えてなかったぜ!従者いいな!それで!」
---コメント---
?????
俺ら従者になるのか???
草www
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「おっと!ここの配信では草に草を生やすことは禁止だぜ!」
---コメント---
!?!?
しっかりとネットの流れに乗っている...だと!?
戒め
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フッ軽だな。これくらいがいいんだろうか...
「じゃあ次にファンアートのタグだな!」
---コメント---
#晴れた日のストリートアート
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「それ天才!採用!」
---コメント---
はや
でも天才だよな
白銀あみ:フッ軽すぎwww
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「うお!アミ先輩!うっす!」
こんな感じでトントン拍子に決まっていった。後にBINEで
胡桃
柳さんは語尾に[!]がつくんじゃなく[〜]がつく感じでお願いします。あとなんか優柔不断な感じで
ってきたのは別のお話...ではないかな?
僕が好きな芸人はユニバースとジャルジャルと霜降り明星です。霜降り明星に至ってはこれ書いてるときにYoutube見てます。